▍Gallry美の舎 学生公募展『WORKS!vol.1』

2020年12月16日(火)〜26日(日)
21(月)、22(火)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では1216日(水)より学生を対象とした公募展(審査なし)-WORKSvol.1-を開催いたします。
今年、展示の機会が限られてしまった学生の皆さんの自由な発表の場にしていただければと思います。
招待作家として東京芸術大学日本画出身の神戸勝史さん、杉山佳さん、林宏樹さんにも出展していただきます。
皆様のご来廊をお待ちしています。

▍参加作家

粟野大樹 井上玲央真 岩渕晴香 内田早紀 梅津茜 江越里南 岡本彩江 小熊杏奈 長田桃奈 可児貴子 加藤ちひろ 菊池亜美 国本青山 小堀里菜 神野歌音 儲靚雯 永山健吾 平片仁也 藤野七帆 松浦美桜香 松尾亮良 松澤薫 満添至道 守屋歩美 三輪清啓 守月ひかり 守屋歩美 柳桃子 山脇崇史 和田咲良 NIBB satomi
〇参加者の在籍大学
東京学芸大・東洋藝術大学・東京造形大学・多摩美術大学・武蔵野美術大学・創形美術学校
 【招待作家】 神戸勝史 杉山佳 林宏樹
 
※コロナウィルス感染防止に以下のご協力をお願いいたします。       
・当日の体温37.5度以上の方は入廊していただけません。
・マスクの着用と消毒液のご使用をお願いいたします。
・3名以上でのご来廊はお控えください。
・ギャラリー内を密の状態にしないために、状況によってはお待ちいただくことがございます。

▍三上 泉 個展 翔葉の拍 - 2020 -

2020年12月8日(火)〜13日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では128日(火)より三上泉 個展 翔葉の拍- 2020 -を開催いたします。 皆様のご高覧をお待ちしております。
 

▍個展に寄せて

 ガラス工芸と出逢い二十五年の歳月が流れました。人生の荒波を乗り越え、ようやく表現したい形が見え始めました。人間は間を生きているのではないでしょうか、人と人、人と物の・・。では、植物は?大地から生まれ、光と水によって命の栄養を吸い上げて一枚の葉が形作られます、彼らは何処へ行こうとしているのでしょうか、一拍、一拍・・私はいったい何処に存在しているのでしょうか・・葉と共に一拍・・。
 夫が仕事先の近くに家を借りました。そこから年が明け、まだ柔らかい陽射しの中、ブラブラと根津神社の方角へ散歩をしていました。すると、通り沿いに可愛らしいギャラリーがありました。それがここ「美の舎」との出会いです。今年、2020年から名前を三上泉と改めての再スタートです。今まで支えて頂いた皆様にはほんとうに感謝いたします。そして又、新しく出会う方々、どうぞよろしくお願い致します。   三上泉

▍プロフィール

1963年 新潟県生まれ、神奈川県で育つ。
1995年 前夫と一緒にガラス工芸を始め、Studio JAME開設。( 以後、グループ展・他、多数展開
2020年 現在再婚し、藤沢市鵠沼海岸にStudioを構える。  ガラスという素材から生み出される不思議さとキャンバスとの間・・ 形・色・質感を自由に体感していただければ幸いです。
 

▍ごとうなみ 個展 -Platinum プラチナー

2020年12月1日(火)〜6日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では121日よりごとうなみ個展 – Platinum プラチナを開催いたします。 皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍作家より個展に寄せて

制作するとき、わたしは、わたしという人間の主観を極力排除するように心がけていて、身体、精神、心理などわたしという個体のすべてをひとつの触媒として、絵画を生み出します。
色と油がわたしの身体を通過して画面に定着するとき、時間や空間を超えた世界がそこに広がります。
時間は、わたしを含む観覧する者自らの没入によっていかようにも変幻し、それに相応するように空間も畝り動きます。
物質としてアートを定義したポロックを超え、わたしは自らを触媒として生み出す行為をアートの、そしてアーティストの定義と して制作を続けています。
以上の意味を含有し本展のタイトルを「Platinum プラチナ」としました。
美の舎では3回目となる個展ですが、前回のドローイングから展開し、ひとつの着地点である油画の世界を多くの方にご高覧いただけたら幸いです。
 

▍略歴

1992  学校法人中延学園 東京芸術専門学校(TSA)中退
2008年~2019  学校法人クリエイティブA 長野美術専門学校アート科講師
2019年~2020  NPO法人黄金町エリアマネジメントセンタ アーティスト in レジデンス
【主なグループ展】
2013  まつしろ現代美術フェスティバル(山寺常山邸/長野)
2014  Spring S election(Gallery ART POINT/銀座)
2019  BankArtStation ART BOOK ART GOODS(BankArtStation/横浜)
2020  黄金町バザール2020「アーティストとコミュニティ」 (黄金スタジオ/横浜)
【主な個展】
2011  「春のあしおと」(ギャラリー健/さいたま)
2014  「繭玉のジュレ」 (アリコルージュ/長野)
2017  「今日も帰る人」(法隆寺ギャラリー/奈良)
2020  Directer’s selection#3ごとうなみ展」(高架下スタジオSite-Aギャラリー/横浜)

Gallery美の舎 セレクション展 moment vol.3

2020年11月11日(水)〜21日(土)※16(月)、17(火)は休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶

この度、Gallery美の舎では1111日(水)よりセレクション展 moment vol.3を開催いたします。 
これからの活躍が期待される若い才能、キャリアを積み、なお新たな個性を放つ作家、合わせて5名による展示です。
見知らぬ惑星の大地を剥ぎ取ったかのような抽象作品で多くの注目を集める家田実香、
糸目友禅染めの技法を用いた作品などで、海外で高い評価を得ている石井亨、
「不鮮明さと記憶」を大きなテーマとして制作する小林麟太郎、
多様なアプローチで鑑賞者に問いを投げかける具象作家 田中一太、
「曖昧な記憶の形」をテーマに作品を描く松尾龍。
それぞれの異なる個性がギャラリーを彩ります。
多くの皆様のご高覧をお待ちしております。

石井亨はギャラリーの所蔵作品となります。 

▍参加作家 家田実香・石井亨・小林麟太郎・田中一太・松尾龍

▍家田実香

1992 兵庫県生まれ
2016.3 京都造形芸術大学 芸術学部 美術工芸学科 油画コース 卒業(現 京都芸術大学)
2018.3 京都造形芸術大学大学院 修士課程 芸術専攻 ペインティング領域 油画コース 修了(現 京都芸術大学大学院)
[グループ展/企画展]
2016 「2015年度 京都造形芸術大学卒業展/大学院修了展」京都造形芸術大学(京都)
  「HOP展」京都造形芸術大学 ギャルリ・オーブ(京都)
2017 「SPURT展」京都造形芸術大学 ギャルリ・オーブ(京都)
  「Yukari Goto and Mika Ieda exhibition」京都造形芸術大学(京都)
2018 「2017年度 京都造形芸術大学卒業展/大学院修了展」京都造形芸術大学 ギャルリ・オーブ(京都)
  「シュレディンガーの猫」東京都美術館(東京)
  「京都アートラウンジ」ホテル アンテルーム京都(京都)
2019 「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2019」京都文化博物館(京都)
  「SHIBUYA STYLE vol. 13」西武渋谷店(東京)
2020 「Nine colors」そごう広島店(広島)
  「nine colors@YOKOHAMA」そごう横浜店(神奈川) 
  「現代茶ノ湯スタイル展 縁-enishi-」西武渋谷店(東京)
[常設展示]
スターバックスコーヒー 京都BAL店(京都)
[その他]
2017 「SPURT展」SPURT賞
2019 雑誌「pen」に掲載(2019年2月1日発売)・雑誌
  「CasaBRUTUS」に掲載(2019年5月9日発売)
  雑誌「CasaBRUTUS」に掲載(2019年7月9日発売)

▍石井亨

1981 静岡県生まれ
2006 東京藝術大学美術学部工芸科染織専攻卒業
2008 チェルシー・カレッジ・アート・アンド・デザイン修士課程テキスタイルデザイン科交換留学,ロンドン
2010 東京藝術大学大学院美術研究科工芸科染織専攻修了
2014 東京藝術大学大学院美術研究科美術専攻博士後期課程修了(2011年度 三菱商事アート・ゲート・プログラム 奨学生)
[主な個展]
2010 『Metropolitan Moment』 ミヅマ・アクション,東京
2011  『プロジェクトN46』 東京オペラシティアートギャラリー,プロジェクトN,東京
2012 『現代の生活』イセ・カルチュラル・ファンデーション フロントスペース ギャラリー,ニューヨーク(2012年度 公益財団法人野村財団助成金)
2014 『Delirious Metropolis』 大和日英基金ジャパンハウスギャラリー,ロンドン (2014年度 公益財団法人朝日新聞文化財団)
2018 『Metropolitan Moment』 Sokyo ギャラリー,京都
2020 『PORTRAIT TODAY』Ginza 6 TSUTAYA,東京
[主なグループ展]
2013 『EDO POP: THE GRAPHIC IMPACT OF JAPANESE PRINTS』ジャパンソサイエティ・ギャラリー,ニューヨーク
  『Weird World』 イセ・カルチュラル・ファンデーション・ギャラリー,ニューヨーク,(2013年度公益財団法人吉野石膏美術振興財団
  『Look East!2』ミヅマ・ギャラリー,シンガポール
2014 『KIZASHI』ポーラ・ミュージアム・アネックス,東京
2016 『NEO NIPPONICA』ヴィクトリアアンドアルバート美術館, ロンドン
  『IMAYŌ: JAPAN’S NEW TRADITIONISTS』ホノルル美術館, ハワイ
  『HEY/SAY POP』SWAY ギャラリー, ロンドン
2017 『IMAYŌ: Connecting Past and Present』松濤美術館, 東京
  『Light Sgraffito』ヴィクトリアアンドアルバート美術館, ロンドン
2020 『PERMANENT EXHIBITION』ヴィクトリアアンドアルバート美術館, ロンドン
[主な受賞、グラント]
2007 『第8回スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル』審査員奨励賞受賞
2011 『イセ・カルチャル・ファンデーション・学生美術展覧会』デイビッド・ソロ賞受賞
2013 『2013年度博士審査展』野村賞受賞
2017 『The Annex Collection Acquisition』入選
2016-2018 文化庁新進芸術家海外研修制度研修員,ロンドンヴィクトリアアンドアルバート美術館
[主なコレクション]
2013 東京藝術大学美術館, 東京2019ヴィクトリアアンドアルバート美術館,ロンドン
2019 モリカミ美術館,マイアミ

▍小林麟太郎

1998 東京都生まれ
2017 東京学芸大学 入学(在籍中)
[展示歴]
2018 ASIA NETWORK BEYOND DESIGN 韓国
2019 小林麟太郎個展 ギャラリー美の舎
  ASIA NETWORK BEYOND DESIGN 台湾
  Kyoto Graphie 2019 KG+ NEW JAPAN PHOTO EXHIBITION ホテル アンテルーム 京都
  EINSTEIN STUDIO TOKYO/JAPAN ホテル ザ ノット 新宿
2020 EINSTEIN STUDIO PHOTO LABORATORY ホテル ザ ノット新宿
[受賞歴]
2018 国立新美術館 アート未来展 学生賞受賞
  国立新美術館 第92回 国展 入選
  Gallery 美の舎 学生選抜展 優秀賞受賞

▍田中一太

2004 多摩美術大学造形表現学部造形学科卒業
[個展]
2012 「近似する近似」(新生堂)
2018 「ふうけいはこていされているか」(小田急百貨店新宿店)
2019 「どこまでも空洞、」 (新生堂)
2020 「小石や氷のようなもの、浮遊」(小田急百貨店新宿店)
[その他]
雑誌「装苑」にて東京事変フォトシューティングに参加。背景画制作協力(2011年)
ART@JUNGLE 2nd season 幻影技芸団に参加(2018年~)
BSフジ「ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~」出演(2019年) ブレイク前夜展(2020年)
他、グループ展多数。

▍松尾龍

1991 生まれ。埼玉県所沢市在住
2012 創形美術学校 ファインアート科 絵画専攻 入学
2015 創形美術学校 ファインアート科 絵画専攻 卒業
  Cite Internationale Des Arts 半年滞在
[受賞歴]
2014 スターバックス賞 受賞
2015 第10回パリ賞国際芸術会館研修員派遣
2017 ワンダーシード2017 入選
2018 ACT大賞展2018 優秀賞
2019 第24回 日本の美術 全国選抜展 山本豊津賞
  第3回 アートオリンピア2019 準佳作
  第3回 宝龍芸術大賞展2019「現代の日本」 優秀賞
[主な個展]
2014.12 「HORIZONTAL」スターバックス池袋明治通り店
2015.5 「TALK」青樺画廊
2015.11 「AFTERGLOW」Cite Internationale des Arts
2016.5 「ワスレラレナイ」ガレリア・プント
2016.10 「ミアゲタソラヘ」5/R Hall & Gallery
2017.7 「あのひのかたち」埼玉県立近代美術館 地階 一般展示室4
2017.10 「なんとなく」5/R Hall & Gallery
2018.5 「Page」SPACE K 代官山
2018.7 「TIME」GALERIE SOL
2018.10 「STORY」5/R Hall & Gallery
2019.5 「NOSTALGIC」The Diner Firenze
2019.10 「いつもどおり」SPACE K 代官山
2019.11 「ぱくぱく」Pasta・Delfino
2020.9 「ちょっとしたこと」Pasta・Delfino
[企画・グループ展]
2017.2 「ワンダーシード2017」トーキョウワンダーサイト渋谷
2017.6 「第10回Continue 再開展」KEY&青樺gallery
2018.1 「ACT大賞展2018」アートコンプレックス・センター2F B1F
2018.7 ACTアート大賞展2018 優秀賞グループ展「標」The Artcomplex Center of Tokyo
2018.10 「BOX GAME EXHIBITION」Long Roof Atelier
2019.2 「第24回 日本の美術 全国選抜作家展」上野の森美術館
2019.4 「第24回 日本の美術 受賞作家展」ギャラリー八重洲・東京
2020.6 「優しい時間2020」SPACE K 代官山

▍伊藤みどり 個展   光とカケラと色のうた

2020年10月27日(火)〜11月1日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では1027日より伊藤みどり個展光のカケラと色のうたを開催いたします。 伊藤の作品を観る時、私達の日常はこんなにも優しく美しい光に彩られている事を気付かされます。 昨年に続き、美の舎では二回目の個展となります。皆様のご来廊をお待ちしております。

▍個展に寄せて

以前、とある作家の方が、私の作品を見て「絵とは、こういうものでいいのだと思う。」とおっしゃってくださいました。
その絵は、なんてことのない近所の夜の景色を描いた作品でした。
オリジナリティを求められるたび、複雑な気持ちになり、制作する上での悩みにもなっていた中で、その言葉を聞くことができて、とても救われたた気がしました。
自分が美しいと感じたものを作品にしたい、単純に、そのような気持ちで絵を描いてもいいのだと思うようになったら、とても楽な気持ちで制作できるようになりました。
私自身が心惹かれたものを描いた作品から、皆様が何か感じていただけたなら、とても嬉しく思います。 

20209月 伊藤みどり

 ▍経歴

2012   日本大学芸術学部美術学科絵画コース絵画専攻卒業 
【主なグループ展】
2013 「第16 アニマート展 -ハガキサイズの小宇宙-」(Gallery ARK/横浜)(以後毎年)
2020 「つくるひと×つかうひと×みるひと展」(Gallery 子の星/代官山) 「アグライア展」「アドニス展」(Gallery ARK
【個展】
2017 「伊藤みどり展」(Gallery ARK
2019 「伊藤みどり個展 -光の音-」(Gallery 美の舎)
【入選・入賞歴】
2017 「第81回新制作展」入選(国立新美術館/六本木)(以後 ’18’19年入選)
2018 「ワンダーシード2018」入選(トーキョーアーツアンドスペース本郷/本郷)
2018 「第39 神奈川東京新制作絵画展」奨励賞(横浜市民ギャラリーあざみ野/横浜)
2018 「第35 FUKUIサムホール美術展」奨励賞(福井カルチャーセンター・ホール/福井)
2018 2018 美の起原展」入選(美の起原/銀座)

▍佐瀬義昌・角田典子 二人展

2020年10月20日(火)〜25日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで 
●叔父の撮った写真、姪が描いた日本画の展示です。

佐瀬義昌
角田典子

▍ギャラリー美の舎  学生選抜展2020 一次審査通過作品展

2020年10月6日(火)〜11日(日)
6日(火)、7日(水)、8日(木) ▶︎ 12:00-18:30
9日(金)、10日(土) ▶︎ 12:00-20:00
11日(日) ▶︎ 12:00-14:00
※11日(日)は関係者のみで審査を行うため、一般の方の入場は14:00までとなります。
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では、106日(火)より学生選抜展2020 一次審査通過作品展を開催いたします。
今回は昨年の2.5倍の方からご応募をいただきました。
一次審査通過者は以下の33人の皆様です。
狩野竜輝  大塚里菜 井上玲生真  西田洋子  東菜々美  藤野七帆  储靓雯  たかしろゆの  張彬文  陳天逸  草深琢朗  粟野大樹  Gennki yamashita  何天一  菊池亜美  李姝婭  長谷川れみ  平井将貴  封雨瀟  長田桃奈  原澤亨輔  永山健吾  池田愛花里  和田咲良  中村瞭佑  池田晴介  谷口桃子  安島茜  伊藤瑞生  山脇崇史  守月ひかり  吉岡夏希  藤原夢乃 (順不同)
 
皆様のご高覧、お待ちしております。

▍宝珠光寿 版画展

2020年9月15日(火)〜26日(土)
*22日(火)・23日(水)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では915日(火)より宝珠光寿 版画展を開催いたします。
版画という手法でのみ表現できる線や形、色の美しさ。忘れかけた記憶の断片のように、宝珠の作品は見る者一人一人に様々な感情を呼び起こします。ギャラリーではプレオープン「心のけしき」、セレクション展に続き、三回目の展示となります。
皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍作者より 個展に寄せて

日々のありふれた生活の一場面から着想します。特に人と人にまつわる様々な形は大切なモチーフです。見たことのある具体的な形からスタートとしながら、曖昧なことや形になりきれないところも現れてきます。人の姿、模様、植物のようなもの。様々なものに形を変えながら、はじめに考えていたイメージを超えたものが現れることを目指しています。
 

▍プロフィール

1966年 大分県生まれ
1989年 多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業
2000年 木版画で作品制作始める。
以後、銅版画・木版画・謄写版・シルクスクリーンなど様々な版画技法を用い、個展・グループ展・書籍の装画などで作品発表を続けている。

▍鈴木 初音 個展   息をするとみえる

2020年9月8日(火)〜13日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では98日より鈴木初音 個展を開催いたします。
鈴木はフレスコの応用であるグラフィートの技法で、人物や自然をモチーフに制作します。又、自らが育てた植物の繊維で漉いた和紙を支持体に、焼き絵の技法で絵を描き、曲木で作った木枠に張り付けるなど、複雑な工程を経て生まれたそれらの作品は神話の世界を彷彿とさせ、生命を吹き込まれたような瑞々しさに溢れています。2020年藝大アートプラザ大賞準大賞を受賞。 本展ではドローイング を含め、小品からF80号の大作までを展示いたします。
多くの皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作者より 個展に寄せて

森の水路の脇を歩いたり、川のそばの稲のあいだを歩いたりする。
空から降った雨は、足元を流れて、水たまりになって、地面に染み込んで、また空に舞いもどる。
湿った空気も、乾いた空気も、吸って吐く。
静かに、深呼吸すると目の前が見えてくる。

 ▍鈴木初音プロフィール作家経歴(プロフィール・展示歴・受賞歴)

【経歴】
1995 神奈川県生まれ
2018 多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
2018 東京藝術大学美術研究科 絵画専攻壁画 修士課程 入学
2020 東京藝術大学美術研究科 絵画専攻壁画 修士課程 修了
【展示】
2017 アタミアートワイーク2017~天つ風むすぶ熱~(熱海市内、空き家など)
2018 五美術大学合同卒業制作展(国立新美術館)
2018 多摩美術大学卒業制作展(多摩美術大学八王子キャンパス)
2018 BREAK THE WALL(上野breakステーションギャラリー)
2018 素材&表現 中日美術大学の絵画と交流プロジェクト(中国/西安美術学院)
2019  Future Artist Tokyo サテライト展示(住友不動産六本木グランドタワー)
2019  幸手アートさんぽ(埼玉県/幸手駅周辺商店街)
2019  壁画と保存長谷川路可と現代作家(熱海/起雲閣)
2019  小さな絵画展(藝大アートプラザ)
2019  藝大×子ども展vol.1 森の宝物をさがしに (藝大アートプラザ)
2019  ギャラリーへ行こう2019(西荻窪/数寄和)
2019  藝大もののけ祭り 百鬼夜行展(藝大アートプラザ)
2019  BREAK THE WALL(上野breakステーションギャラリー)
2020  藝大アートプラザ大賞展 (藝大アートプラザ)
2020  68回 東京藝術大学卒業・修了作品展(藝大上野校地)
2020  花と蕾展(藝大アートプラザ)
2020  グループショウ夢の庭(ギャラリー美の舎)
2020  アトリエから(藝大アートプラザ)
2020  藝大×三越(日本橋三越)
【受賞】
2020  藝大アートプラザ大賞 準大賞

▍阿部 駿 個展 -spaceー

2020年8月18日(火)〜23日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では818日より阿部駿個展 space を開催いたします。
阿部は2019 Gallery美の舎学生選抜展で優秀賞を受賞し、今回はその特典としての個展となります。
皆様のご高覧をお待ちしております。
 

▍個展に寄せて

本展覧会を構成する写真は、日常的に見ることのできる通り過ぎてしまう様な風景を観察することから着想を得たモノです。
建物が作るバラバラな三次元の広がり、人が動くことによって発生するアクション、これらをフレームにより部分的に囲うことで、新たな形として姿を変えます。
この効果を使い「空間を切り出す」という行為について考えようとしました。

 ▍経歴

1994 静岡県生まれ
[展示歴]
2017 個展「MEETTHE SECRET MUSEUM
           「Broccoli アートフェスティバル2017」豊洲シビックセンターギャラリー
2018PENTALOGYAlt_Medium
           「2018 Galerie DaguerreGalerie Daguerre Gallery
           「UDA Exhibition
2019Room 701 vol.1LE DECO
           「FIPA2019 (International Amateur Photo Festival)
2020PTA」タタ・poubelle
[受賞歴]
2018年 芦屋写真展2018 準グランプリ
2019年 Gallery美の舎 学生選抜展2019 優秀賞

▍山田康平 個展 -のぼり、おりるー

2020年8月4日(火)〜9日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では84日より山田康平個展を開催いたします。
山田は2019 Gallery美の舎学生選抜展で奨励賞を受賞し、今回はその特典としての個展となります。
皆様のご高覧をお待ちしています。
 

▍作家より

今回の個展では、山をテーマにシリーズとして制作しました。
私は山に対する想いや感情ではなく、感覚的に自身の記憶に留まったイメージ、あるいは山を部分的に抽出したイメージを描いています。断片的に切り出される山のイメージは、人物の「ポートレイト」を意識した構図で描かれており、山を一つの独立した「ポートレイト」として成立する試みを行っております。
私は国土が山で占める日本で生まれ、山と向き合ってきました。山と向き合うことで自身の一番下のルーツを探し続けています。

 ▍プロフィール

1997年 大阪府生まれ
2020年 武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻卒業 京都芸術大学修士課程芸術研究科芸術専攻在籍
 
[受賞歴]
2019 学生選抜展 奨励賞(Gallery binosha)
             Kaya art competition 入選(ギャラリーBlanc)
2020 FACE 入選(損保ジャパン日本興亜美術館)
            令和元年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作展

▍川口晴太郎 個展 おもかげ

2020年7月21日(火)〜26日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では721日(火)より川口晴太郎 個展「おもかげ」を開催いたします。 川口は2020Gallery美の舎 学生選抜展において奨励賞を受賞し、今回はその特典としての個展開催となります。 皆様のご高覧をお待ちしております。
 

▍個展に寄せて

無意識の中にある自分の心地の良い場所。 例えばそれが水辺であったり、草原であったり、町であったり。絵をみた時、確かに覚えているわけではないけど、自分の記憶に語りかけてくるような、そんな絵を描きたいと思っている。 そこにある質量と、自分の中の形相が結びつく瞬間を体感してほしい。
 

▍経歴

1999 大阪府生まれ
2018 東京造形大学絵画専攻 在籍
2019  『一次審査通過作品展』(ギャラリー美の舎/東京)
        ギャラリー美の舎学生選抜展 奨励賞
        個展『36℃』(東京造形大学/東京)
2020 アートムーブコンクール 入選

▍日本画三人展 燦々 -SANSAN-

2020年6月30日(火)〜7/5日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで

作家(左から):福田彩乃、可児貴子、藤原早苗
 

▍ギャラリーより

Gallery美の舎では630日(火)より可児貴子・藤原早苗・福田綾乃 三人によるグループ展「燦々」を開催いたします。 それぞれの個性で瑞々しく描かれた作品をどうぞご覧ください。
 

▍作家プロフィール・コメント

【福田彩乃 】
1997 栃木県生まれ
2015  作新学院高等学校美術デザイン科 卒業
2017  東京藝術大学絵画科日本画専攻 入学 都内を中心に活動。
・記憶と感情の欠片を描いています。
 
【可児貴子】
2017  東京藝術大学絵画科日本画専攻 入学
・情景が頭に浮かぶと、消えてしまう前に絵にしようと思います。
日本古来から伝わってきた、日本画材の独特の美しい発色と質感を生かしたいです。
 
【藤原早苗】
2017  東京藝術大学絵画科日本画専攻 入学
2020 上野の森美術館大賞展 優秀賞フジテレビ賞受賞 他、様々なグループ展で展示。 
私は制作するとき、静物や生き物などの描く対象の内なるエネルギーを感じながら描いています。

▍マスコマユ 個展 
  褪せていく血液と 変わらない光

2020年6月23日(火)〜28日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では47日(火)よりマスコマユ 個展「褪せていく血液と変わらない光」を開催いたします。 増子は現在、東京芸大大学院美術研究科修士課程芸術学専攻美術解剖学研究室在籍。2019年の第3回アートオリンピア学生部門で優秀賞を受賞しました。 今後の活躍が大変期待される作家です。皆様のご高覧をお待ちしています。
 

▍個展に寄せて

かさぶたを引っ掻いたとき、乾いた唇がひび割れたとき、鮮烈な赤が滲む。
たいした痛みは伴わないが、不意に内がわの構造を意識する。
ただ、内にあったものは、外に出てしまえば輝きを保ち続けることはできない。
時が過ぎることで、徐々にその色彩は鮮やかさを失っていく。
雑草を引き千切って袋に詰めれば、そのうち萎れて小さくなる。
手のひらでぱちんと潰した蚊が、もがきながら少しずつ静かになっていく。
生が崩れ、死に変わりゆく曖昧な時間、 生物としての機能がほころびゆく時間。
そこに生まれる一瞬の輝きと朽ちてゆくものへの生ぬるい罪悪感が、美しく心地よい。
その過程を見届けるために、私は制作を続けている。

 ▍略歴
1996 東京都生まれ
2019 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
     東京藝術大学大学院美術研究科修士課程芸術学専攻 美術解剖学研究室在籍
 
【展示・受賞歴】 
2015 取手アートパス2015(東京藝術大学/茨城)
2016 グループ展「はせる展」(アートスペース「ココノカ」/東京) グループ展         
2016年 QUADRUPLET」(アートスペース「ココノカ」/東京)
2017 「蜃気楼」(アーツ千代田3331/東京)
2018 グループ展「つむぐ」(Gallery美の舎/東京)
2018年 東京芸大油画専攻卒業制作学内展「スケール」(東京藝術大学/東京)
2019 67回東京藝術大学卒業・修了作品展(東京都美術館/東京) 
2019年 3回アートオリンピア学生部門 優秀賞入賞 
2019年 「アートオリンピア2019」展覧会(東京都美術館/東京)

Gallery美の舎 企画グループショウ「夢の庭

2020年6月10日(水)〜20日(土)※15(月)、16(火)は休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶

この度、Gallery美の舎では企画グループショウ「夢の庭」を開催いたします。
参加者は美の舎 学生選抜展 出展者及び入賞者、ギャラリーが注目する作家より5人を選び、それぞれが「夢の庭」というタイトルから思い描く作品を自由に制作します。
油画の吉岡夏希、日本画の呉逸萱・安河内蘭、水彩色鉛筆のチャンドラ ヘニ―、グラフィ―トなど多様な表現方法を用いる鈴木初音。 
様々なジャンルの作品が作り出す、今、ここにしか無い「夢の庭」をお楽しみいただければと思います。
皆様のご高覧をお待ちしております。
 

▍参加作家 呉逸萱・吉岡夏希・チャンドラ・ヘニ―・鈴木初音・安河内蘭

▍呉逸萱

2019 多摩美術大学大学院博士前期絵画専攻日本画領域修了
[主な個展]
2020 「One Art Taipei アートフェア」The Sherwood Taipei/台北
2019 「Will+s展」西武池袋Art Forum/東京
  「第46回東京創画展」東京都美術館/東京
  「第45回東京春季創画展」西武池袋本店—西武ギャラリー/東京
  「呉逸萱個展」Gallery美の舎/東京
2018 「第54回神奈川県美術展」神奈川県民ホール/横浜
[受賞歴]
2018 「ギャラリー美の舎学生選抜展」奨励賞

▍吉岡夏希

多摩美術大学絵画学科油画専攻3年在学
[展示歴]
2020 グループ展 「はじめてのてんじ」 Galleryマジェルカ/東京
2019 「美の舎 学生選抜展2019 一次審査通過作品展」 Gallery美の舎/東京

▍チャンドラ・ヘニ―

東京工芸大学 博士後期課程 メディアアート専攻
[展示歴]
2019  個展「光の雫」 ギャラリーモーツァルト/東京
  ギャラリー美の舎 学生選抜展2019 ギャラリー美の舎/東京
[受賞歴] 
第二回全日本芸術公募展大賞 佳作

▍鈴木初音

東京藝術大学 大学院美術研究科 絵画専攻 壁画研究分野 修士課程修了
[展示]
2017 アタミアートワイーク2017~天つ風むすぶ熱~(熱海市内、空き家)
2018 素材&表現 中日美術大学の絵画と交流プロジェクト(西安美術学院/中国)
2019 Future Artist Tokyo サテライト展示(住友不動産六本木グランドタワー)
  ギャラリーへ行こう2019(数寄和/西荻窪)
  BREAK THE WALL (上野breakステーションギャラリー)
2020 藝大アートプラザ大賞展(藝大アートプラザ)
[受賞歴]
2020 藝大アートプラザ大賞 準大賞

▍安河内蘭

2020 東京藝術大学大学院美術研究科日本画専攻修士課程修了
2018 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
[展示歴]
2020 グループ展「桜色、桃色、想ひ色」 ギャラリー唯/京都
  グループ展「The Vigor」 Gallery Art Point/東京
   「東京藝術大学卒業・修了作品展」 東京藝術大学美術館/東京
2019 グループ展「彼方へ」 ギャラリーCreate洛/京都
  グループ展「ろく展」 アートスペース羅針盤/東京
[受賞歴]
2020 三菱アートゲートプログラム入選(42、46回)
2018 一般財団法人守谷育英会修学奨励賞
  第4回平成藝術賞
2017 第38回国際瀧冨士美術賞特別賞

▍沖元かおる 個展  輝ける闇

2020年6月2日(火)〜7日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では55日(火)より、沖元かおる個展「輝ける闇」を開催いたします。
弊廊では初めての個展となります。皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍個展に寄せて

輝ける闇 darkness always shine
戦場の兵士は、いかに死ぬかを考え、生きることは考えない。
かつて、そして現在もそんな現実が存在する。
戦争を描く為に2年費やした。死とは生命と同じだけの質量を持つ力があり、相反し、かつ同等のものであると腑に落ちた。
展示の作品は、平面の可能性にあって、単純化した数学的な見方や技法を越える、画面のふくよかさを重んじて描画した。
社会的メッセージではなく、それに反する作品として描いた。

2020 mar 沖元かおる

 
▍略歴
現在絵画教室講師
2016~2018 衆議院議員会館出店 美装企画代表
1991 多摩美術大学油画科中退 
 
展示
2019 O美術館 JALLA出品
        新宿 つぎのカーブ個展   「出来事と事件」
2018 東京都美術館 東京展出品 会員推挙
        銀座 STAGE1 個展 OPERAN
2016 京橋 ギャラリー檜個展  Answer
        六本木・国立新美術館  サロンドトーヌ日仏現代美術世界展入選
        トンヘレン・マーストリヒト
        ギャラリーエッセンザ・フレイトホフシアター   ベルギー・オランダ美術賞展入選
2014 銀座ギャラリーゴトウ  個展 Twilight and dawn
 
他多数

末次 芽衣  個展

2020年3月31日(火)〜4/5日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶 

 この度、Gallery美の舎では末次芽衣 個展を開催いたします。 末次は2019年 Gallery美の舎 学生選抜展において、最優秀賞を受賞しました。今回はその特典としての個展開催となります。 末次の作品には、観る者の感性を瞬間的に捕まえてしまう力があるように思います。今、最も注目されるべき若い作家の一人です。多くの方のご高覧をお待ちしています。
 

▍作者より

個展に寄せて いざここで何か書こうとしても、自分が描いている絵を振り返ってみると、何を大切に描いているのかとか特に決めていないので、「私の絵はこうだ!」と言い切ってしまうと、嘘っぽくなってしまう、、、。
大泣きしながらうまく言葉に出来ない不安を絵にぶつけて描くこともあれば、絵の具箱の中に長年入っていた使いどころがわからない色に対して、仕方がないからお前を主役にした絵を描いてやるよって思いながら描くこともある。
絵のテーマが変わるごとに毎回絵のテイストが変わってしまうので、自分らしい絵って何だろうと思い、それがコンプレックスだと思うこともある。けれど、昨年美の舎の公募展で最優秀賞を頂いたあたりから、ほんの少しずつ、それでもいいんだと思えるようになりました。
今回の個展に大きなテーマはありませんが、ある意味では私の絵は毎回挑戦を続けているので、その葛藤を見に来ていただけると嬉しいです。 
 
▍略歴
2013 光村図書出版の教科書「美術Ⅰ(平成28年度用)」に学生参考作品として掲載
2017 「子供は誰でも芸術家だ。問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。パブロ・ピカソ」にて展示(東京藝術大学美術館/上野)
2018 多摩美術大学入学
2019 アニメーション映画「音楽」の制作ボランティア
2019 Gallery美の舎学生選抜展2019」最優秀賞
2020 chit-chat」にて展示(羅針盤/京橋)
2020 「はじめてのてんじ」にて展示(マジェルカ/吉祥寺)

▍辻明香里と内田早紀の 「眠れない的外れの昼下がり」展

2020年3月24日(火)〜29日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では324日(火)より 辻明香里と内田早紀の「眠れない的外れの昼下がり」展を開催いたします。 皆様のご来廊をお待ちしております。

 ▍辻 明香里
2017  東京藝術大学絵画学科油画専攻 入学
2019  安宅賞 受賞
触覚や、身体的な感覚と、その時見たい画面をつくることを意識して制作している。主に支持体の地と筆致を意識し、群像を描く仕事、色、特に赤色を意識して即興的に描くことや、ふと浮かんだ場面を描くドローイングを制作。

▍内田 早紀
2017  東京芸術大学絵画科油画専攻 入学
2018  三越本店包装紙アワード オーディエンス賞 オークションやグループ展で活動中
Twitter:アンファロポプハギ(@ANFALOPOPUHAGI)
様々なものに影響を受けながら、なるべく自分の精神から来るものを描くことを意識しています。部分的な完成を重ねて、日記のようにして絵が出来ます。その完成を今回展示します。

▍菅原智子solo exhibition    works 2008ー2020

2020年3月17日(火)〜22日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では317日(火)より菅原智子 solo exhibition works 2008-2020 を開催いたします。
作品はキャンヴァスに油彩・卵テンペラ、紙に水彩、大理石モザイク等、F30号~小品合わせて20点前後を予定。
皆様のご来廊をお待ちしております。

  ▍作者より

6歳の時、通っていた幼稚園で日曜日に行われていた児童画教室に行きたいと母親に意思表示し、その後7年間通った教室で描くことの喜びを体感してから、もう半世紀も”描くこと”とともに生きてきたことになる。と言っても日記のように毎日描くということは殆どなく、実際画材に触れない期間がある程度あった時に気持ちよく描けることが多い。
なぜ絵を描くのか?という問いは幾度となく自問自答してきたけれど、明解な答えは得られないまま。しかし今のところ私にとって描くことは、逃避であり、祈りであり、信じる気持ちであり、まだ知らない世界を旅することであるような そんな風に思っている。 ある時マントラを唱えるように、同じフレーズを繰り返すピアノの演奏を聴きながら、刷毛で何層も何層も、時間をかけ、色を重ねていく自分の絵の事を思い出した。その二つは似ていると思った。

 

【プロフィール】
1988年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業、1991年同大学院美術研究科壁画専攻修了。
1993年フィレンツェ美術アカデミアにイタリア政府給費生として留学、1997年財団法人ポーラ美術振興財団助成による在イタリア研修を経て以後2011年まで在住。
現在、卵テンペラと油彩を併用した平面作品及び大理石を用いたモザイク絵画の制作、発表を続けながら、女子美術大学、尾道市立大学、東北芸術工科大学等で非常勤講師を務める。
【主な個展】
1990   ギャラリーなつか/東京
1992   画廊宮坂/東京('96, '97, '99, 2002, '04, '05, '08' '09, '11, '12, '14, '16, '19) 1998   BARDI 21/Firenze(Italy) 
2000   SKYDOOR  アートプレイス青山/東京
2003   GIARDINO DEI CILIEGI/Firenze(Italy) 
2004   LOGGETTA LIPPI ARTE/Bagno di Romanga(Italy)
2010   Klinikum Bogenhausen/Munich(Germany) 
2010   Palazzo Personè/Lecce(Italy)
2017   ”まだ知らない風景” 尾道市立大学美術館/広島 その他グループ展多数

▍僕らの<かんがえかた>書展

●出品作家:
泉 諒治   伊藤 聡美   内野 直弥   小久保 充基   佐藤 達也   増田 桃子
2020年3月3日(火)〜8日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
●オープニングレセプション 3月3日17:00〜19:00
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では33日(火)より、平成生まれの書家のコレクティブ「僕らの書展」のメンバー6名による「僕らの〈かんがえかた〉書展」を開催いたします。開廊以来、初めての書の展示となります。多くの皆様のご来廊をお待ちしております。

▍コンセプト

2009年に結成した平成生まれの書家のコレクティブ「僕らの書展」は今回で8回目となる。今回展のみタイトルを「僕らの〈かんがえかた〉書展」と変え、メンバーがそれぞれ執筆した「書への思考」を文集『僕らの書<かんがえかた>』として発行する。作品を前面に打ち出してきたこれまでの展示とは趣旨を異にした、「思考」の展示になると思う。テキストあるいは作品を通して「僕らの書展」の現在地点を示す。作品1015点を展示予定。 文集『僕らの書<かんがえかた>』は展示会場内またはウェブサイトbokuranoshoten.com内特設フォームにて販売します。(11,500円、500部限定)

▍今後の予定

2020/9/4-25   BOKURA NO SHOTEN in NY(アメリカ・ニューヨーク)
2020/12/10-20   僕らの書展2020 FINFEI ART MUSEUM YOKOHAMA

▍SNS

インスタ・Twitter@bokuranoshoten
Facebookbokuranoshoten

▍淵之上明日香展 スロウ

2020年2月18日(火)〜23日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では218日(火)より淵之上明日香 スロウ を開催いたします。 弊廊では3回目の個展となります。皆様のご高覧をお待ちしております。

▍作者より

自分だけの感覚を閉じ込める。 気をぬくと混じってしまいそうないくつもの感情は、 湿り気のある窓ガラスに粘っこく貼りついた透明なラップのようだ。 それが画面の中では個と個になり、はっきりと際立ち、 手に触れたかのように、境界線があらわになっていく。 目にしたときよりうつりゆくもの。 にじみ、じわつき、ざらつきながら、誰かの中へとゆっくり静かに戻っていく。

【プロフィール】
1989年  静岡県生まれ
2012   東京家政大学 家政学部 造形表現学科卒業 
2014   東京家政大学大学院 造形学専攻 修了 
2016年~ 東京家政大学 映像メディア研究室 期限付助教 
【個展】
2013 「はるいちばん」千駄木空間(千駄木) 
2013 「逆転」NNAアートギャラリー(成田国際空港)
2017 「パラダイム・シフト」弘重ギャラリー(恵比寿) 
2018 「ハートビート」Gallery美の舎(谷中)
2019 RoundaboutGallery美の舎(谷中)

【グループ展等】 
2018 middle union」文房堂ギャラリー(神田) 
2018 「東京家政大学版画分野研究制作展 pressing + printingGallery58(銀座)
2019  参加型企画展「DFG BOOK MARKET」デザインフェスタギャラリー(原宿)

Gallery美の舎 企画グループショウ少女について」

2020年2月5日(水)〜15日(土)※10日(月)は休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶

Gallery美の舎では2020年2月5日より企画グループ展 「少女について」 を開催いたします。
いつの時代も作り手にとって少女は想像力をかき立てる魅力的な存在です。今回、活躍が期待される若手作家9名が、それぞれのアプローチで「少女について」制作します。たくさんの皆様のご高覧をお待ちしております。
 

▍参加作家 市川茉友子・伊藤みどり・北澤知佳・たかしろゆの・寺平花・波能かなみ・深川夏海・望月咲貴族・劉浩然

市川茉友子

多摩美術大学絵画学科油画専攻3年在学
[個展]
2019.8  ギャラリー元町「bless」/ 神奈川   
2019.3 Gallery美の舎 「市川茉友子個展」/ 東京
[受賞歴]
シェル美術賞2018 入選
Gallery美の舎学生選抜展2018 優秀賞
 
 

伊藤みどり

2012 日本大学芸術学部美術学科絵画コース絵画専攻 卒業
[主な個展]
2019 「伊藤みどり 個展 ー光の音ー」(Gallery 美の舎)/ 東京
2017 「伊藤みどり展」(Gallery ARK)/ 神奈川
2013 「第16回アニマート展」(Gallery ARK/以後毎年)/ 神奈川
[主な入選・入賞歴]
2018 「第35回 FUKUIサムホール美術展」奨励賞
  「ワンダーシード2018」入選
2017 「第81回 新制作展」入選(以後毎年)

北澤知佳 

2019.4~ 東北芸術工科大学大学院芸術文化専攻日本画領域修士課程1年在学
2019.3 東北芸術工科大学芸術学部美術科日本画コース卒業
[主な展示]
2019 「Gallery美の舎 学生選抜展一次通過作品展」 Gallery美の舎 / 東京
  『「真夏の美の夢」展vol.6』 東京九段耀画廊 / 東京
  「dadacha展-東北芸術工科大学大学院日本画領域6人展-」 銀座スルガ台画廊 / 東京
[受賞歴]
2019 「埼玉県芸術文化祭2019第69回県展」 入選
  「第3回新日春展」 入選
2018 「埼玉県芸術文化祭2018第68回県展」 入選

たかしろ ゆの

女子美術大学芸術学部美術学科3年在学
[主な展示]
2019 5人展  銀座中央画廊/ 東京  
  3人展  デザインフェスタギャラリー/ 東京
2018  『学生選抜展一次審査通過作品展』 gallery美の舎 / 東京
   
   
 
 

寺平花

東京造形大学造形学部美術学科 1年在学
[主な展示]
2019 『東京造形大学1年生有志展』 アートスペース銀座ワン / 東京 
  『学生選抜展一次審査通過作品展』 Gallery美の舎 / 東京
  『0と1で証明するせかい』 デザインフェスタギャラリー / 東京
 
 
 
 

深川夏海

武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻 4年在学
[主な展示]
2019.10 個展「夢現」@武蔵野美術芸術祭 / 東京
2018.3 個展「ゆらゆら」@10°CAFE / 東京
2017.8 2人展「みつとごめん展」@Design Festa Gallery / 東京
 
 
 
 

波能かなみ

2018 東京藝術大学大学院美術研究科版画研究室修士課程修了
2015 武蔵野美術大学 油絵学科版画専攻 卒
[主な展示歴]
2019  5days/表参道画廊(個展)/ 東京  
  できるだけ感情のないように(あるけど)/
     千代田アーツ3331akibatamabi21(グループ展)/東京
  Contemporary Exhibition/そうめい堂(グループ展)/東京
[主な受賞歴]
2017 高知国際版画トリエンナーレ展/高知県立美術館賞
  アワガミ国際ミニプリント展/藤森 實賞
  鹿沼市川上澄生美術館木版画大賞/奨励賞

望月咲貴

2019.4〜 東北芸術工科大学大学院芸術文化専攻日本画領域修士課程1年在学
2019.3 東北芸術工科大学芸術学部美術科日本画コース卒業
[主な展示歴]
2019  銀座スルガ台画廊「dadacha」/ 東京
  学内展示「深海展」 / 山形
  東北芸術工科大学卒業修了展 / 山形
[主な受賞歴]
2019 第69回埼玉県美術展覧会 FM NACK5賞
  第5回石本正日本画大賞展
2018 第18回福知山市佐藤太清賞公募美術展 入選

劉浩然(LIU HAORAN)

1993 中国内モンゴル出身
 現在 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程(修士)油画専攻 卒業見込み
2016 中国内モンゴル師範大学民族絵画(水墨画専攻)卒業
[主な展示・受賞歴]
2019 「市民公募 夢美エンナーレ入選作品展」八王子市夢美術館
  「ギャラリーへ行こう2019数寄和」公募展 入選
  Room_412-GroupShow-
2018 個展「蓮・夢」Room_412ギャラリー
2016 中国内モンゴル師範大学卒業制作展(民芸棟)
2007 石膏デッサン「ロシア第十二回世界平和書画展」金賞

▍飯田文香 日本画展

2020年1月29日(火)〜2月2日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
●レセプション…2月1日(土)16:30~
 

▍ご挨拶

ギャラリー美の舎では2020年1月28日(火)より、飯田文香 日本画展を開催いたします。
飯田の描く植物はキャンパスを飛び出し、どこまでも枝葉を伸ばしているのではと思うほどの生命力に溢れています。佇む女性は森に命を与えられた美の化身のようです。
今回の個展では、小品から150号の大作まで、日本画でなければ表すことが出来ない彼女独自の美の世界をご堪能いただける事と思います。人気、実力共に今最も期待されている作家です。これを機会にご高覧いただけましたら幸いです。

▍作者より

身近な所から題材を探しています。見慣れた物の中にいつでも新しい発見があり、それは私にとって大きな喜びです。観察して描きながら、自分が心惹かれた理由を解き明かしていくと、沢山の秘密が詰まっている事に気がつくのです。また、読書や人との会話、見知らぬ土地での出会いなどでの驚きや感動も描く動機を湧出します。知りたい、欲しい、という気持ちが全て描くことに向かっているのかもしれません。描くことは、宝物を集める感覚に似ています。それを積み重ねるうち、いつか、自分の絵が想像の外側まで広がって、見たことのない世界を創り出せたら、と願っています。
 

飯田 文香  IIDA  AYAKA

【略歴】
1990年 横浜生まれ
2014年  多摩美術大学日本画専攻卒業
現在   神奈川県横浜市在住
【個展】
2013   もしもしクラムボン (銀座フォレスト)
2017   飯田文香展 (銀座 アートスペース羅針盤)
2018   飯田文香展(横浜 アサバアートスクエア)
2019   暦の部屋   (東京参宮橋 Picaresque)
      飯田文香展  (沼津信用金庫ストリートギャラリー)
      飯田文香 日本画特集(ホテルニューオータニ大阪)
      (大阪 大丸心斎橋店)
      飯田文香 個展 秘密花園(中国上海 北極熊画廊)

【受賞歴】
2014   神奈川県美術展 特選
      佐藤大清公募美術展 入選
2015   NAU21世紀美術連立展
      未来展(日動画廊)  特別賞
      上野の森大賞展    入選
2016   NAU21世紀美術連立展 (新国立美術館)  奨励賞
その他団体展多数
 
飯田文香HP  http://nihongaka.com/iida_ayaka/index.html

▍小林大悟 個展

2020年1月14日(火)〜26日(日)  
※20日(月)、21日(火)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶

Gallery美の舎では2020年最初の展示として、114日(火)より 小林大悟 個展 かしこの真似び(と、穴ぼこ)を開催いたします。ユーモラスで、弾むような色彩と渋みのある佇まい。日常のかたわらに小林大悟の生み出す動物達がいたらいいのにと、作品を観た多くの方が思う事でしょう。美の舎では2度目の個展となります。皆様のご高覧をお待ちしております。

▍作者より

謹啓 他者の創作物について思いを述べる事はさほど苦ではないのに、いざ自作や自身のテーマについて語ろうとすると筆が止まる。このむずがゆさはなんなのでしょう。言葉で言い表せない「当て所のない感覚」を非言語の領域で表せないかとせかせか絵筆を動かしているので「語ろうとすると吃ってしまう」のは致し方ないのかもしれません。 とは言え自作を語らざるを得ない場面は多くそんな時は 「日本画材である岩絵具の持つ凹凸感物質感に惹かれ、古今東西の動植物(空想・実在問わず)を風景の中に据えて構成した作品を描いている。今回の個展では新作を中心に20点程展示する予定。」などと説明的に述べる。あるいは 「ひらがな表記の かしこ は 賢、畏、賢、 意味がゆらゆらと揺らぎます。このゆらゆらを真似るように絵の具と戯れて、飛び、跳ね、泳ぎ、潜り、眠るいきものたちと、彼らを包み込む世界をそこ彼処のパネルに描き留めました。」 と感性のまま綴ってみます。 回りくどいながらあえて併記することで生じる「割り切れなさ」こそ、自作を体現する言語表現なのかもしれないと思った次第です。

(私、男性ですが) かしこ
 

【略歴】
1990 東京都生まれ
2014 多摩美術大学絵画学科日本画専攻卒業
2017 アートコミュニケーター「とびらプロジェクト」三期修了
 
【主な個展】
2018「ハレとケのダンス」ギャラリー美の舎
2018「あくびなみだでやけどする」JCA Gallery(東京)
2017「部屋をかざる、人前もかざる」スターバックス池袋明治通り店(東京)

【主なグループ展】
2020 1/10-2/2 「ポコラート全国公募vol.93331 Arts Chiyoda(東京)
2019「ギャラリーへ行こう2019」数寄和ギャラリー(東京)
2017「ポコラート全国公募vol.73331 Arts Chiyoda(東京)
 
【コレクション】
チャームケアコーポレーション、弟子屈ArtInn、高知絵金蔵
 
【小林大悟HPhttps://kobayaashidaigo.jimdo.com     

▍木村有輝子個展「愛の巣にて幻を掴む」

2019年12月17日(火)〜22日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
●レセプション…12月21日(土)17:00~18:30
 

▍ギャラリーより

ギャラリー美の舎では1217日より木村有輝子 個展 「愛の巣にて幻を掴む」を開催いたします。 自身の経験から、LGBT、幻覚の可視をテーマとし、インスタレーションを含め、絵画、立体作品として、時に廃材を用いて力強く表現します。 沢山の皆様のご高覧をお待ちしています。
 

▍作家より 個展に寄せて

「愛の巣」と聞いた時、あなたは何を思い浮かべるであろうか。恋人達の幸福なひと時を想像するであろうか。 この言葉は明治時代から使われ始め、当時は公に認められていない カップルの隠れ家的意味合いが強かったらしい。 私はそのことを知った時、私を含めLGBTの仲間達のことを思った。 今日、私は主に同性愛・自画像・そして持病から起こる幻覚症状の可視化をテーマにし制作している。今回の個展ではゲイとレズビアンのカップル達の甘い時間を描き、そこに作者の私が見た 幻覚の生き物たちを登場させる。タイトルの「幻」とはカップルの間で起こる感情の揺らめきを意味する。作者である私は幻覚の生き物たち姿を借り、立体、インスタレーションを含め「幻」を「掴む」試みをする。 どうか会場で模索した「愛」と「幻」を感じてほしい。

 ▍プロフィール

2013 多摩美術大学 造形学科 造形表現学部 油画 入学
2015 多摩美術大学 美術学科 絵画学科 油画 転学
2018 多摩美術大学 美術学科 絵画学科 油画 卒業
 
〇主なグループ展
2014 さよなら大津英敏先生-多摩美上野毛の教え子たちと- 銀座ギャラリームサシ/東京
   三大欲求展 DESIGN FESTA GALLERY/東京
   ART SENSE vol2 Gallery Artsoup、星ヶ宮・ArtProduct/栃木 群馬
   ツノ展 DESIGN FESTA GALLERY/東京
2015 何ものでもない私たち展/DESIGN FESTA GALLERY/東京
2016 Emerging Artists 2016/Bambinart Gallery/東京
 
〇個展
2019 進華 Room_412/東京

〇主な受賞
2014 TAMA ART COMPETITION 2014 準大賞受賞
      TURNER AWARD 2014 優秀賞受賞
2016 汐留ストリートフェスティバル2016summer グランプリ
2017 第4回 CAF賞展 入選

Gallery美の舎 セレクション展 moment vol.2

2019年12月4日(水)〜15日(日) ※9日(月)、10日(火)は休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで

作家(上段左から):小久江峻中園孔二内藤忠行、髙橋大輔、木村有輝子
作家(下段左から):鈴木一成、菅原智子、馬場喜三江
 

▍ギャラリーより

この度、Gallery美の舎では12月4日(水)よりセレクション展  vol.2を開催いたします。
これからの活躍が期待される若い才能、キャリアを積み、なお新たな個性を放つ作家、合わせて8名による展示です。(木村有輝子、高橋大輔、中園孔二作品はギャラリーの所蔵)
多くの皆様のご高覧をお待ちしております。
 

 ▍作家プロフィール

[小久江峻 SHUN OGUE]

1993

千葉生まれ

2018

東京藝術大学 美術学部絵画学科油画専攻 卒業

2019

東京藝術大学 Diversity on the Arts Project 在籍中

【主な個展】 

2016

すきまのあいまに (アートスぺースココノカ/東京)

2017

黴音(RISE GALLERY/東京)

 

暖炉、薪(RISE GALLERY/東京)

2018

絵画の種子(RISE GALLERY/東京)

2019

幾朶の吐息(マキイマサルファインアーツ/東京)
【主なグループ展】
2014 取手アートパス(東京藝術大学/茨城)
2015 「家」展(取手民家/茨城)
2016 進級展(東京藝術大学/東京)
2017 無二無二(アーツ千代田3331/東京)
  シブヤスタイル ol.11(西武渋谷店/東京) 
2018 干場月花×小久江峻 二人展(RISE GALLERY/東京)
  東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻4年生卒業制作学内展 「BE MY BABY」 (東京藝術大学/東京)
  干場月花+小久江峻+鈴木媛琳+渡辺栞+井口雄介グループ展(RISE GALLERY/東京)
  Collaboration Project with MASATAKA CONTEMPORARY Vol.2(MASATAKA CONTEMPORARY/東京)
2019 ALIVE な始まり(FACE TO FACE/東京)
  ALIVE な始まり part2(FACE TO FACE/東京)
  MOKAH pre-openstudio(Studio Mokah/東京)

画家としての絵画の展覧会などのほか、音楽、アートイベント企画など幅広いメディアで活動中。
 
 

[木村有輝子 YUKIKO KIMURA]

2018

多摩美術大学 美術学科 絵画学科 油画 卒業

【主なグループ展】 

2014

さよなら大津英敏先生-多摩美上野毛の教え子たちと-
銀座ギャラリームサシ/東京 

2017

三大欲求展 DESIGN FESTA GALLERY/東京

 

ART SENSE vol2 Gallery Artsoup、星ヶ宮・ArtProduct/栃木 群馬
  ツノ展 DESIGN FESTA GALLERY/東京

2015

何ものでもない私たち展/DESIGN FESTA GALLERY/東京

2016

Emerging Artists 2016/Bambinart Gallery/東京
【主な個展】
2019 進華 Room_412/東京
  12月17日より Gallery美の舎にて個展を予定
【主な受賞】
2014 TAMA ART COMPETITION 2014 準大賞受賞
  TURNER AWARD 2014 優秀賞受賞
2016 汐留ストリートフェスティバル2016summer グランプリ
  第4回 CAF賞展 入選

 
 

[菅原智子 TOMOKO SUGAWARA]

1988

東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業

1990

東京藝術大学大学院美術研究科壁画研究室修了 

1991

東京藝術大学同研究室研究生修了

1993

国立フィレンツェ美術学校留学(イタリア政府給費生)
1997 在イタリア研修(財団法人ポーラ美術振興財団助成)

2005~2010

文部科学省科学研究費によるモザイク壁画保存修復調査研究に参加
【主な個展】
1990 ギャラリーなつか
1992

画廊宮坂('96, '97, '99, 2002, '04, '05, '08' '09,
'11, '12, '14, '16, '19)
1998 BARDI 21‐Firenze
2000 SKYDOOR アートプレイス青山
2003 GIARDINO DEI CILIEGI‐Firenze
2004 LOGGETTA LIPPI ARTE‐Bagno di Romanga(Italy)
2010 Klinikum Bogenhausen‐Munich
  Palazzo Personè‐Lecce(Italy)
2017 ”まだ知らない風景” 尾道市立大学美術館

 
 

[鈴木 一成 KAZUSHIGE SUZUKI] 

Photographer・Artist・AZ株式会社 取締役
Gallery OUT of PLACE TOKIO ディレクター(2009年~)
専門学校桑沢デザイン研究所 非常勤講師 写真基礎(2012年~2015年)
専門学校桑沢デザイン研究所 専任教員 ビジュアルデザイン分野(2016年~)

【略歴】 

1995

桑沢デザイン研究所 写真研究科卒業

1996

Mois Off de la Photoにて展示『若者達の視線』,
Paris | FRANCE

1999

moleギャラリー にて個展『思考 そこに在るコト』, 四谷 | 東京

2001

YAB-YUM BOTIQUE にて個展『GHOSTLY DIMENSIONS』,
青山 | 東京

2004

NOOKにて個展『DAYS・REAL・NIGHTS』, 銀座 | 東京
2005

Caffe Benvenuto にて個展『LESS IS MORE』,
表参道 | 東京
2006 『OFF カウパレード展』, 丸の内 | 東京
2008 LUBERO にて個展『シロイロにマツワル』, 目黒 | 東京
2009

Gallery OUT of PLACE にてグループ展
『雪ーsnow-五つのユキのあり方』, ならまち | 奈良
2010 Shibuya1000 に参加, 渋谷 | 東京
  西武渋谷店画廊 グループ展『シブヤスタイル』参加, 渋谷 | 東京
  現代アートギャラリー 若手ディレクターによるアートフェア『ULTRA003』にディレクターとして参加
2011

現代アートギャラリー 若手ディレクターによる
アートフェア『ULTRA004』にディレクターとして参加
2012


若手ギャラリストによる展覧会『Gallerist Meeting (GM) ×
SOMEWHERE - 非日常のライフスタイル』 企画・開催,
渋谷 | 東京
2013 IOSSELLIANI T-02-IOS にて個展, 表参道 | 東京
  新宿眼科画廊 グループ展『しらはまっ』参加, 新宿 | 東京
  新宿眼科画廊 グループ展『おらたち、あまちゃんが止まらねぇ!!』参加, 新宿 | 東京
2014

新宿眼科画廊 グループ展『何も考えないまま10年
経ってた・・・』参加, 新宿 | 東京
  東京デザイナーズウィーク SHOP ART WALK 参加 999,9 表参道店, 渋谷 | 東京
2015

シャッターマガジン主催 グループ展『ALTERNATIVE!』
参加, 渋谷 | 東京
  新宿眼科画廊 グループ展『no-nenちゃん来て来て展』参加, 新宿 | 東京
2016

専門学校桑沢デザイン研究所 専任教員
ビジュアルデザイン分野に着任
2018

専門学校桑沢デザイン研究所 くわかべ にて
『ばうはうす 光・影・カタチ』展示, 渋谷 | 東京
2019

hpgrp GALLERY TOKYO にて個展『空色と水色/
風を眺める』, 表参道 | 東京

[高橋大輔  DAISUKE TAKAHASHI]

1980

埼玉生まれ

2005

東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻 卒業

【主な個展】

2018

「自画像」Art Center Ongoing, 東京

 

「眠る絵画」URANO, 東京
2015 「ア」HARMAS GALLERY, 東京
2014 「アメシヤボ みたいものがある」HARMAS GALLERY, 東京
2013 「絵の絵の絵の絵」HARMAS GALLERY, 東京
2012

「まぶしい絵具/五年間を振り返る」HARMAS GALLERY,
東京
  「絵画の田舎」HARMAS GALLERY, 東京
2011 「高橋大輔 個展」LOOP HOLE, 東京
  「高橋大輔 個展」リマスタ, 東京
  「100 層」switch point, 東京
2009

「無題[無題との戦い、観念と開放・踊り(ダンス)]」
T&S GALLERY, 東京
2007 「第三の石」LOOP HOLE, 東京
2006 「many」トキ・アートスペース, 東京
2005  「象風景」switch point, 東京
2004

「山と穴と母と光と死の風景」東京造形大学絵画棟展示室
node, 東京
2003  「elephant♯1〜♯3」東京造形大学絵画棟展示室node, 東京

 
 

[内藤忠行 TADAYUKI NAITOH]

1941年東京、浅草生まれ。
1964年に東京デザイナーズ学院写真科を卒業、単身NYに渡り、ジャズミュージシャンを撮り始める。マイルス・ディビスと出会いから、自身の表現に磨きをかける。
1974年からジャズへの傾倒からそのルーツであるアフリカを精力的に撮り始める。
1980年後半より、日本文化に回帰し、「桜」「庭園」「蓮」等を撮り、内藤独自の世界を創り出している。
2005年、スワミナサン財団によるプロジェクトの一環、「モダン・マスターズ・オブ・フォトグラファー/ジャパン」の12人の写真家の一人に選出される。
 
 

[中園孔二 KOJI NAKAZONO]

1989

神奈川生まれ

2012

東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業

2015

7月他界、享年25歳。

【主な個展】

2013

「中園孔二展」小山登美夫ギャラリー、東京

2014

「中園孔二展」8/ART GALLERY/Tomio Koyama Gallery、
東京

2016

「中園孔二展」小山登美夫ギャラリー、東京

2018

「中園孔二展 外縁―見てみたかった景色」
横須賀美術館、神奈川

【主なグループ展】

2010 「Works in Weird Space」GENBAGEN、神奈川
  「お守りしてやっかー中園孔二 平井友紀」LOOP HOLE、東京
  「OXYMORON」東京藝術大学音楽学部内キャッスル、東京
  「JUMBLE SYM」ターナーギャラリー、東京
2011 「老の右心房」九段下アトリエ、東京
2012

「アートアワードトーキョー丸の内2012」
行幸地下ギャラリー、東京
  「富田正宣/中園孔二展」TURNER GALLERY、東京
2014

「絵画の在りか」東京オペラシティアートギャラリー、
東京
2016 

「NEW VISION SAITAMA 5 迫り出す身体」
埼玉県立近代美術館、埼玉
2017

「Japanorama: A new vision on art since 1970」
(ポンピドゥー・センター・メス、フランス)
  「第7回モスクワ国際現代美術ビエンナーレ『Clouds⇆Forests』」国立トレチャコフ美術館、ロシア(モスクワ)
  『東京藝術大学130周年記念事業 全国美術・教育リサーチプロジェクト、文化芸術基盤の拡大を目指して、「子供は誰でも芸術家だ。問題は、大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。パブロ・ピカソ」』 東京藝術大学美術館、東京
  中園孔二展 外線-見てみたかった風景 冊子より

 
 

[馬場喜三江 KIMIE BABA]

1982

京都生まれ、東京都在住

2004

多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業

2007

同大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了

 ”絵という平面の中でかたちが在るということはどういうことなのか。
他者が絵画の中の空間に存在を認識する、またはさせるということはどういうことなのか。” を軸に絵画に於ける造形性をテーマに制作。
地と図の関係を打ち出したギンガムチェックの油彩から、近年では平面の構造を分解し再構築するようなイメージを基に、紙で紙を組んでいく半立体へ展開している。

【主な展示】

2019 「或る、在る。」ART TRACE GALLERY 両国
2018 「3331Art Fair 2018」アーツ千代田3331
  連動企画 「布置を描く」ART TRACE GALLERY 両国
2017 「Form」ART TRACE GALLERY 両国
  「OPEN TIME」ART TRACE GALLERY 両国
2015 SC SPACE&CAFE  横浜
2014 「TRICO vol.4」room103 国立
2013  オープンアトリエ アートスペースムサシ 立川
2012 「TRICO vol.2」アートスペースムサシ 立川
2011  「TRICO」 アートスペースムサシ 立川
2008

「絵展5」 gallery SOL 銀座、「ART IN TAMAGAWA」
玉川高島屋
2007 個展 gallery SOL 銀座
2006 個展 gallery SOL 銀座

▍無音の時 西田あやめ展

2019年11月26日(火)〜12月1日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ギャラリーより

Gallery美の舎では1126日より 無音の時 西田あやめ 個展を開催いたします。 たくさんの皆様にご来廊いただけますことを願っております。
 

▍作家より

「なにも考えない」。それがとても難しいことにこの頃気がついた。 長く暮らしていた関西を離れて2年目、首都圏での生活は情報にあふれている。 ニュースに追われ、意見を急かされ、立場の確定を求められる。 最初のうちはなんとか無い頭をくるくるさせてみたが、表面に広げる思考が多ければ多いほど、いらない不安に苦しめられることに気づいた。 「無」であることのできる時間の必要性と、その尊さ。 私にとっては、描くことが「無」の時間へと繋がる行為だ。筆を持っている間だけはせめて何も・・・ ぼんやりと、無音を感じ、漂う感覚を楽しんでもらえたら、と思う。
 

 ▍プロフィール

1994年仙台市に生まれる。幼少期から青年期を岐阜で過ごす。
2013年度、京都造形芸術大日本画コース入学。 3年時から模写クラスを選択。
2016年度、京都造形芸術大学日本画コース卒業
20179月、京都 さろん淳平にて初個展
20182月、京都 ギャラリー恵風「第8 贈りもの展」出展
20192月、京都 ギャラリー恵風「第9 贈りもの展」出展
20196月、馬喰町 SAN-AI GALLERY にて個展「この街の花」

▍内藤忠行展

2019年11月12日(火)〜24日(日)
11月18日(月)、19日(火)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
▶ オープニングレセプション : 11月12日(火) 16:30-18:30
▶ 内藤忠行トーク : 11月17日(日) 16:30-
▶ 伊藤公朗 シタール演奏 : 11月23日(土) 16:30-(1ドリンク付き¥1,000)


 

▍ギャラリーより

ギャラリー美の舎では、2019 年11月12日(火)より内藤忠行展を開催いたします。
本展は当ギャラリーにおいての初個展になり、新作、旧作を混ぜた、内藤にとって初の試みに挑みます。
皆様のご高覧をお待ちしております。

▍Blue Lotus について

古い経典を読んだのか、自分の幻想なのか、ある日突然「あの世には青い蓮が咲いている」というビジョンが視えた。その衝撃が冷めないうちに撮ろうと内藤は何枚かのブルーフィルターとカメラを片手に不忍池に向かった。
Blue Lotus シリーズは、マイルスの Blue in Green をその根底とした深みのある蒼さにまず鑑賞者の目を惹きつける。
画面を集中して見るとそこには誕生から死までを感じさせる一連の流れが静かに、だが力強く存在している。内藤が切り取った蓮には時間、時空を超えて語りかける生命の普遍的で深淵な現象が現れてくる。

▍内藤忠行について

内藤忠行は、1941 年東京、浅草生まれ。
1964 年に東京デザイナーズ学院写真科を卒業、単身 NY に渡り、ジャズミュージシャンを撮り始める。
1974 年からジャズへの傾倒からそのルーツであるアフリカを精力的に撮り始める。
1980 年後半より、日本文化に回帰し、「桜」「庭園」「蓮」等を撮り、内藤独自の世界を創り出している。
2005 年、スワミナサン財団によるプロジェクトの一環、「モダン・マスターズ・オブ・フォトグラファー/ジャパン」の 12 人の写真家の一人に選出される。
 

▍森川美砂 個展
〜 小さな人よ 〜

2019年11月5日(火)〜10日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ギャラリーより

Gallery美の舎では115日より森川美砂 個展 〜小さな人よ〜 を開催いたします。 
30点の作品に言葉を添えて展示いたします。
たくさんの皆様にご来廊いただけますことを願っております。
 

▍作家より

どうしてなくしてしまったのだろう
あの弾むようなこどもごころを
ひとり遊びも ひとりじゃなくて
いつもコビトがそばにいた
コビトがくれた永遠のこどもごころで夢を見た
思い出の丘に あの子がいる
どうしてなくしてしまったのだろう
あの物語のひとときを 
 
銅版画と詩の制作によって、そのひとときを取り戻そう
11月のコビトと遊ぶ

 ▍森川美砂 過去の展示など

2009 ボローニャ国際絵本原画展
2011 銅版画と言葉展 (ヴァリエテ本六)
2013 詩画集「この世が嘆きの谷だとしても」書肆山田
2015 カダケス国際ミニプリント展

藤原和輝個展
解離性健忘

2019年10月29日(火)〜11月3日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ギャラリーより

ギャラリー美の舎では10月29日より藤原和輝 個展 -解離性健忘-を開催いたします。
藤原は2018年ギャラリー美の舎 学生選抜展において、ただ一人高校生で一次審査を通過し、優秀賞を受賞しました。
藤原にとって初めての個展となります。多くの方のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

喪失した記憶を、写真(記憶)の複写行為と集結により再構築した。
記憶という行為を無意識にも半永久的に繰り返す私達は、忘却を分けて考える事はできない。
解離性健忘という病を患った妹を間近で見た私は、即時的な側面と記録物としての側面を強く持つ写真で自分の記憶を留めておこうと思わずにはいられなかった。

 

 ▍プロフィール

2001年岡山県生まれ
生活周りを中心に、様々な作品を制作する。

2017年
●倉敷フォトミュラルf関連企画 ー 商店街展示部門 受賞、学生部門 銅賞
2018年
●日本カメラフォトコンテスト ー 5月号 Webの部金賞(最年少17歳)、7月号 Webの部銅賞・学生の部入賞、11月号 Webの部入賞
●ギャラリー美の舎主宰学生選抜展 優秀賞(展示権利獲得)
●“世紀のダ・ヴィンチを探せ!”高校生アートコンペティション特別賞
●全日本写真展 高校生の部銅賞
●JPA公募展入選

【グループ展示】
●闇の王展(渋谷ルデコビル)
●学生選抜展(ギャラリー美の舎)

▍日本画五人展

2019年10月22日(火)〜27日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで

作家(左から):
杉本岳[東京藝術大学]、高盛大輔[東京藝術大学]、酒井裕貴[多摩美術大学]、松尾昌樹[東北芸術工科大学]、大石晃人[愛知県立芸術大学]
 

▍ギャラリーより

Gallery美の舎では1022日(日)より、大石晃人・酒井裕貴・杉本岳・高盛大輔・松尾昌樹による日本画五人展を開催いたします。 予備校時代の同期五人による、初の日本画展示です。皆様のご高覧をお待ちしています。

▍伊藤みどり 個展
「光の音」

2019年10月9日(水)〜14日(月祝)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ギャラリーより

Gallery美の舎では10月9日(水)より伊藤みどり 個展 「光の音」を開催いたします。 自身の心の目で対象を捉えた伊藤の作品は、静かな光を放ち多くの人の心を引きつけて止みません。 皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍作家より

これを絵にしたらいいかもしれない、あんなものを描いてみたい。そのような気持ちで絵を描いています。
単純に、自分が美しいと思ったものを絵にする、それが今の私のやりたいことです。
風景、花、人物等、描く対象は様々ですが、どうやら私は「光」というものに魅力を感じているようです。
日の光を浴びてきらきらと輝く植物や夜の町のあかりといったものなどは、とても美しく、私の心を温かい気持ちにさせてくれます。今回の個展で発表する作品も光を描いた作品が多いように感じ、副題を「光の音」といたしました。
ただただ自分の描きたいものを絵にしているだけですが、もし、私の作品をご覧いただき、皆様に「きれい」「心地よい」と感じていただけたのであれば、こんなに嬉しいことはありません。

▍学生選抜展2019 一次審査通過作品展

2019年10 月1日(火)〜6日(日)
12:00~18:30  初日は13:00より。最終日は17:00まで

 

審査通過作家:

阿部駿 小髙充弘 川口晴太郎 川尻舜 北澤知佳 君島英樹 久保晶 末次芽衣 末松丈知 寺門大 寺平花 中西凛 樋口真由 平片仁也 村田遙香 吉岡夏希 山口あかり 山田康平 JIAN LI-JYUN LI SHUYA SHI ZIHAN TJANDRA HENNY
 

▍ギャラリーより

Gallery美の舎では昨年に続き学生選抜展を開催いたします。
今年は絵画、版画、写真などの平面作品だけでなく、立体作品も対象となります。年齢は30才までに広げました。
最優秀賞受賞者には1週間の個展開催の権利、優秀賞、奨励賞受賞者には2~5割のギャラリーのサポートで個展開催の権利が与えられます。
今年も国籍を問わず、広い地域の方から素晴らしい作品が寄せられました。新しい才能の萌芽をぜひ、多くの皆様にご覧いただきたいと思います。
 

▍一条美由紀 個展
The bigger the lie, the more they believe.
(嘘はおおきければ大きい程、人は信じる)

2019年9月3日(火)〜15日(日)
休廊日 9/9(月)、10(火)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ギャラリーより

ギャラリー美の舎では一条美由紀個展を開催いたします。
一条の作品には女性が持つ「恐れ」「不安」「痛み」が表現されているように思います。
性に対する恐れや痛み 良き母である事を当然のように求める周囲からの威圧。
「母性」という言葉への違和感。
手足の欠損した子供の描写や膜のようなものに覆われたうつろな人物は彼女自身の不妊治療の経験を抜きにして語る事は難しいでしょう。
近年、なぜ、彼女は堰を切ったようなペースでこのような作品を生み出し始めたのか。
その答えを今回の展示の中に探してみたいと思います。
 

▍作家より

私の作品は日常ではあり得ない人物や状況がよく出てきて、いわば現実とは違う嘘の世界を描いている。
観客には私の嘘の世界で自由に動き回って欲しい。その現実との溝にこそ、真実を見いだすことがあるから。

一条美由紀

▍個展によせて

ドローイングが2点壁に掛かっている。胴体で切れた身体に手が刃物と化している。後ろ向きなので、男とも女とも判明できない人間がどんぶらこと器の上で揺れている。もう一枚は事情は知らないのだが、うつ伏せなっている裸体の女の頭部が大きい三角オバケになっていて、それと対面しているのがクチバシを持った鋭い目の男。
誰の、どの作品でもひたすら見ることから始まるけれど、ここから踏み込んで物語の続きを夢想する意味がないと思い知らされ、そうした状況に巻き込まれているかのようでもある。奇想で不可思議な物語なのに、決定的な現実が既にそこにあるからだ。それでいて明るくて哀しくて愛らしくもあるのだから不確実な話である。この不確実さを人は「こわい」という言葉の同義語に置き換えられるのだろうか。
不確実を不確実のままに放置できるのは、何かが抜け落ちている、いいや何かでオーバーラップしているからなのか分からないのだが、人間を全体性で包んでみると、真理と同様に定義などないので特定はできない。ただ少しの余剰は生まれる。その余剰が日常の驚異を暴き出すのに大きく作用してるのかも知れないと彼女の作品をみて想ったことである。

松下誠子 アーティスト

▍辻 將成展 YAKUDOUする身体

2019年8月20日(火)〜25日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ギャラリーより

この度、ギャラリー美の舎では「辻 將成 展 YAKUDOUする身体」を開催いたします。
辻は2018年ギャラリー美の舎 学生選抜展で奨励賞を受賞しました。
作家であると同時に、現役のブレイクダンサーである辻は、踊りから生まれる動きの連続性をライトとカメラ(長時間露光撮影機能)を使い、写真の中に動きの痕跡としてビジュアル化します。
多くの皆様のご来廊をお待ちしております。

 ▍作家について

辻 將成 Masanari Tsuji
三重県 松坂市

空間と身体、光をテーマに東海地区を中心に作品を制作している。
彫刻・インスタレーション・写真・ペインティングなどジャンルにとらわれず、様々な作品を生み出している。
作家であると同時に現役のブレイクダンサーでもある。
ダンスが生活の中心にあり、それをヒントに自分にしか出来ない芸術への切り口を探求し始め、身体というテーマを中心に置き制作をしている。

【略歴】
2011 名古屋学芸大学
2016 愛知県立芸術大学 修士課程
2017 ロンドン芸術大学 Central Saint Martins ( 交換留学 )
2018 愛知県立芸術大学 博士前期課程 復学
2019 愛知県立芸術大学 博士前期課程 修了
現在 名古屋学芸大学 デザイン学科 助手 教員

【展示・受賞歴】
2016 愛知県 常滑市 フィールドトリップ アート展
2016 愛知県立芸術大学 大学院生展 参加
2017 D art 展 名古屋 学生公募展 入賞
2017 名古屋大学医学部 研究棟 エントランス 展示中
   ( 2017, 3 月 ~ 現在 )
2017 ロンドン芸術大学 CSM Fine art group open studio
2017 一般公開展 交換留学期間中
2018 織部亭アートギャラリー 個人展 開催・愛知県  7月21日~8月12日
2018 Gallery美の舎 学生選抜展  奨励賞
2018 京都リサーチパーク 一般公募展 最優秀賞
2018 愛知県立芸術大学 大学院生展 参加
2019 愛知芸大 博士前期課程 修了 展
2019 Galeria de Belleza 「次代を担う作家展」  名古屋

▍公募展 猫と猫たち

2019年7月23日(火)〜8月3日(土)
休廊日 7月29日(月)、30日(火)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
▶レセプション 8月3日(土)14時より
 

▍ご挨拶

この度ギャラリー美の舎では猫をテーマとした公募展「猫と猫たち」を開催いたします。
油画・日本画・墨絵・パステル・鉛筆画・版画・ガラス絵・染絵、立体作品は大理石・テラコッタ・木質粘土・銀細工。ブローチなど、グッズもあります。
37人の作家の個性豊かな猫たち集まってくれました。
皆様のご高覧をお待ちしております。
 

▍出品作家

一条美由紀 内田真理 伊藤みどり えなみ愛 岡本俊子 尾高浩羽 小野川真理 小野磨里 角田典子 川合香鈴 簡麗君 魏嘉 橘田由香 木戸和子 ぎんた 熊坂 文 佐々木万志帆 関 夏夫 高垣洋子 田口かおり 立亀 薫 戸田阿き子(戸阿紀) SHACHO 西田陽子 野尻恵梨香 波能かなみ 藤本桃子 古屋一弘 堀内木綿花 前川裕子 松浦清美 迷迭香 三谷和花 矢吹多歌子 山本恭子 柚月 横山正敏

▍企画グループ展 言問はむ

2019年7月15日(月祝)〜20日(土)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
▶レセプション 7月15日(月祝)17時〜18時30分
 

▍ご挨拶

ギャラリー美の舎では7月15日(月)より企画グループ展「言問はむ」を開催いたします。
展覧会のタイトルは、ギャラリーがある言問通りの「言問」の由来となった伊勢物語の歌、
「名にし負はば いざ言問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと」 から名付けました。
画家が自覚の有無にかかわらず問う「絵を描くとは何か」。その答えは掴みどころ無く、ひとことで表せるものではないでしょう。
今回は、その問いに応えようとする作家9名による小品展です。そして鑑賞者に「絵を見るとは何か」と尋ねます。
暑い最中ではありますが、ご高覧いただければと思います。
 

▍参加作家

▍雨海武

1964年 茨城県生まれ
1991年 東京藝術大学大学院美術研究科修了

▍伊藤泰雅

1964年 静岡県生まれ
1991年 東京藝術大学大学院美術研究科修了

▍大村雄一郎

1964年 神奈川県生まれ
1991年 東京藝術大学大学院美術研究科修了

▍佐々木高信

1965年 広島県生まれ
1991年 東京藝術大学大学院美術研究科修了

▍徳永雅之

1960年 長崎県生まれ
1987年 東京藝術大学大学院美術研究科修了
https://www.tokunagamasayuki.com/

▍長橋秀樹

1963年 静岡県生まれ
1990年 東京藝術大学大学院美術研究科修了

▍細川貴司

1964年 高知県生まれ
1994年東京藝術大学大学院博士後期課程満期退学

▍向井三郎

1964年 福岡県生まれ
1989年 東京藝術大学大学院美術研究科修了
http://saburomukai.com/

▍森本玄

1964年 三重県生まれ
1995年 東京藝術大学大学院博士後期課程修了
http://www.morimotogen.com/

▍小田川史弥 個展

2019年7月2日(火)〜7月14日(日)
休廊日 8日(月)、9日(火)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶

この度ギャラリー美の舎では小田川史弥の個展を開催いたします。
小田川は、2018年ギャラリー美の舎 学生選抜展で最優秀賞を受賞しました。同年のサロン・ド・プランタン賞の受賞者でもあり、今、最も大きな期待を寄せられている若い作家の一人です。
皆さまのご高覧をお待ちしております。
 

▍作者より

私の制作の始まりは、身の回りの光景がきっかけとなる事がほとんどです。
それはいつも目に映る貴いものを写してるだけでした。
特に自分にとってなぜそのモチーフに関心を持ったかを重要に考えています。
絵に何が描かれているかを伝える事は重要ではありません。
たくさんの人が、何かを見る時のほとんどを気にも止めず素通りしてしまうでしょう。
そんな中で自分の作品を魅力的な絵画として伝えるには共感と違和感のバランスが必要だと考えています。
今後は、日本画というジャンルに捉われず、多様な技法を研究するつもりです。
まずは日本画という枠の中での1つの形を模索しているところです。
 
【プロフィール】
1996年 神奈川県生まれ
2014年 東京藝術大学日本画専攻入学
現在東京藝術大学大学院在籍

[主な受賞歴]
2015年 藝大アートプラザ大賞 優秀賞受賞
2016年 山種美術館SEED山種美術館日本画アワード 入選
     石正美術館石本正日本画大賞展 審査員特別賞
2017年   耀画廊選抜展 耀画廊賞
2018年   東京藝術大学卒業制作展 サロン・ド・プランタン賞
     台東区長賞
     Gallery美の舎学生選抜展 最優秀賞

[主なグループ展] 
2017年 gallray small view 「絵のはなし」
2018年 東京九段耀画廊 「浅春の賊」
     ギャラリー唯 「青の覚醒」
2019年 アートスペース羅針盤 「ろく展」
     Galleria Grafica bis 「二人展」

 

 ▍小田川史弥――来た道を戻って

 1996年生まれの小田川史弥は、現在東京藝術大学大学院で日本画を専攻しながら制作している。グループ展を中心に発表を続け、2016年にはSEED山種美術館日本画アワードに入選するなど、着実に自分の世界を創りあげていく只中にいる。昨年の「Gallery 美の舎学生選抜展」に入選し、本展の開催に至っている。
 大学に進学してから本格的に日本画材に取り組み、描き始めたそうだが、彼自身は日本画という枠組みにはあまりこだわっていない。むしろ意欲的にそれを乗り越えていきたいと考えているようだ。筆触を見ても明らかなように、油彩からも大きく影響を受けており、本人はボナールやリヒター、ボレマンスが好きだと語っている。
 具体的に出品作をみてみよう。自らのステートメントで述べているように、小田川は「目に映る貴いもの」を描き、なぜそのモチーフを選んだかが重要だと考えている。たとえば大きな顔の建築物のようなものが印象的な《Wave a flag》は美術館でみたおもちゃの一部がモチーフである。《Nobody knows》にもその一部が描かれているが、カメラで切り取ったような「断片」であり、具象ではあるが一見するとはっきりとは何が描かれているかがわからない。この見る者に「何を描いているんだろう?」と立ち止まらせるような独特の構図が彼の大きな特徴である。
今回の展覧会のメインイメージにも使用した《来た道を戻って》を見てみると、紫や赤という暖色と黄の対比的な色彩、植物を思わせる葉、そして人形が描かれ、親密な雰囲気がたちこめる。タイトルの由来は、今まで身につけてきた様々な知識や経験を一旦置いておいて、単純に「描くことが好き」という自分の気持ちに立ち返るという思いを込めたそうだ。まさに今回の個展を象徴するような一点だろう。
最後に改めて小田川が大切にしている「目に映る貴いもの」について考えてみたい。彼が絵にしようとするものは、普段の生活や旅行先で気になったり、いいなと感じるものであり、身の回りの風景や自分の知っている人物である。それはおもちゃや室内、家族といった幼い頃の記憶とも結びつけられるものであり、「私的世界」といってよい。だからこそ彼の作品には親密さや温かさを感じられる。そうした内なる大切な瞬間や断片を鑑賞者が目にするとき、「私的世界」はきっとそれぞれの記憶と結びつき、新たな世界をかたちづくっていくだろう。

(横須賀美術館学芸主査 工藤香澄)

▍ギャラリー美の舎 企画グループショウ
@Human

飯田翔之介  磯村暖  岩井美和子  チョン・ダウン  萩原綾乃  日原聖子  本村綾  吉野俊太郎
2019年6月4日(火)〜6月16日(日)  休廊日:6月10日(月)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
■ 6月9日(日)16:00より アーティストトーク&レセプション
 

▍ギャラリーより

ギャラリー美の舎では、6月4日(火)より若手作家8人による企画グループショウ@Humanを開催いたします。
@Humanは今回のグループショウの企画を考えるにあたり生まれた造語です。
普通、前置詞のatの後には時間、場所などの単語が来ます。@Humanという語は文法的には誤りです。
私はこの言葉から、人は皆、自分である事から逃れられないという感覚を持ちます。
作家には自分の経験や考え方に基づいて、又はそこから離れて俯瞰的に、新作を含め自由に表現してもらいます。
8名の気鋭のアーティストがどのような空間を作り出してくれるのか。
沢山の方のご高覧をお待ちしております。

▍飯田翔之介

1990 東京都生まれ
2014 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。

主な個展
2018 「INTERMISSION」SUNDAY/東京
2018 「behind me」(公開制作)KOMAGOME1-14cas/東京
2015 「further」RISE GALLERY/東京。

主なグループ展
2018 「ワンダーシード2018」トーキョーワンダーサイト 本郷/東京
2017 「Special edition 2017」RISE GALLERY/東京
2016 「Collaboration Project」MASATAKA CONTEMPORARY/東京。

コレクションに吉野コレクション、中尾コレクション、チャーム・ケア・コーポレーション。

主な受賞歴
「ワンダーシード2016、2017、2018」入選、「FACE2016」入選、「トーキョーワンダーウォール公募2014」入選。
アートフェア  2018「ART in PARK HOTEL TOKYO 2018」パークホテル東京/東京

▍磯村暖

1992 東京都生まれ
2016 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2017 ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校第2期卒業

主な個展
2019 「わたしたちの防犯グッズ」銀座 蔦屋書店 東京
2018 「LOVE NOW」EUKARYOTE 東京
2017 「Good Neighbors」ON SUNDAYS/ワタリウム美術館 東京
2017 「Two glasses of water/20000000000000000000000000 water molecules」   Victorian Vetrine at Central Saint Martins ロンドン

主なグループ展
2018 「口嫌體正直 – 鼻句糸罔口愛」濕地venue 台北
2018 「Diversity Via Nature:Religions,Gender,or Art?」Tentacle Art Space バンコク
2018 「NAKAMA de ART」帝国ホテルプラザ 東京
2017 「磯村暖×mamoru Open Studio」國立台北藝術大學 關渡美術館 台北
    「I’m still alive」 PASS THE BATON Gallery 東京

▍岩井美和子

1977生まれ 工房集 はすの実所属

始まりはちびまる子ちゃん、オバQ、ミッキーなどなど・・・。悩んで悩んで今のスタイルにたどり着いた。
今では自分の描きたいものを探して黙々と描き続ける。
完成した時のうれしそうな笑顔が印象的で、彼女の自信に繋がっている。

[主なグループ展]
2018   工房集セレクション展 「12の月のおくりものⅡ」Gallery Nayuta 東京
    「工房集展 輝くものたち-どこから来て、どこへ行くの?-」 Gallery美の舎 東京

▍チョン・ダウン

1989 韓国生まれ
2015 武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻卒業
2017 ベルリン芸術大学協定留学(~’18)
2019 武蔵野美術大学大学院版画専攻修士課程修了

個展
2017 「A Day in The Life」ギャラリーなつか/東京
2018 「新世代への視点2018」チョン・ダウン展、ギャラリーなつか/東京

グループ展
2016 「告白編」 シロタ画廊/東京
        「第10回大野城まどかぴあ版画ビエンナーレ」
2017 「View’s view-Next-」Cross View Arts/東京
        「Crossing Factors」East Factory Art Gallery/東京
        「落石計画第10期クロニクル-痕跡と展開-」旧落石無線送信局/北海道
        「On Paper-Monochrome & Colors-」Gallery MoMo Projects/東京
2018  Translation of 3 Visions of Printmaking in Silpakorn University/タイ
   ART ASIA 2018, KINTEX/韓国
2019 「月冴ゆ-Light Crossing Border-」網走市立美術館 
         「形像の庭展」うしお画廊/東京

▍萩原綾乃

1986 静岡県生まれ
2011 女子美術大学大学院美術研究科修士課程美術専攻洋画研究領域 修了

個展
2011 「萩原綾乃展」銀座Gallery女子美(東京)
2011 「point」現代HEIGHTS Gallery(東京)
2013 「漂着物」静岡市クリエーター支援センター(静岡)
2014 「わたしと南の島にいきませんか」フェルケール博物館(静岡)
2018 「おどりは夜。」ギャラリー美の舎(東京)

グループ展
2012 「シェル美術賞2012」国立新美術館(東京)
2013 「FACE 2013」損保ジャパン東郷青児美術館(東京)
2013 「第8回 大黒屋現代アート公募」板室温泉 大黒屋(栃木)
2015 「若手卒業生による絵画展」交通大学开明画院(上海)
2016 「ー百花繚乱ー 百人のバラ展」銀座三越(東京)
2016 「晴れと日々と続くこと」木島平村中町展示館(長野)
2016 「青・あお・蒼」北アルプス展望美術館(長野)

▍日原聖子

2019- 東京藝術大学美術研究科博士後期課程
2012-18 プラハ美術アカデミー 美術修士号取得(チェコ)
2017 デン・ハーグ王芸術立アカデミー 交換留学(オランダ)
2018 ヨゼフ・フラーフカ賞(最優秀学生賞、チェコ)
2017-18 チェコ政府給付奨学金
2017 第4回CAF賞 入選(東京)
2015 グラフィカ・ロク 小版画部門 入選(チェコ)

▍本村綾

1993年 東京生まれ 
2017年 多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
2019年 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻版画研究分野修士課程修了

【入選・受賞歴】
2019 第14 回 TAGBOAT AWARD 入選
            第43回 三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選
2018 第13回藝大アートプラザ大賞 準大賞
    第7回 FEI PRINT AWARD 入選
    第6回 東京国際ミニプリント・トリエンナーレ2018 入選
    三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選 (第42回、第41回、第39回)
2017~2014 三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選 (第38回、第37回、第35回、第34回、第33回、第31回、第30回、第29回、第27回、第26回)

【展覧会】
2019  第14回 TAGBOAT AWARD 入選者グループ展 (世田谷ものづくり学校)
2018  第13回 藝大アートプラザ大賞展 (藝大アートプラザ)
            ビーナスを綴じる (アートコンプレックスセンター)
2017  第16回 インターアート7 セレクション「本村 綾 作品展」(日本橋 / space2*3)
            Shotai Exhibition (アイルランド / SO Fine Art Editions)

▍吉野俊太郎

1993 新潟県生まれ
2017 東京芸術大学美術学部彫刻科 卒業
           サロン・ド・プランタン賞 受賞
           クマ財団クリエイター奨学金一期生
           Royal Academy Schools / ロンドンへ交換留学
2019 東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻 修了

[主な展覧会]
2016 二人展「囚人は通夜にいきたい」/ アートスペースココノカ(東京)
           木彫研究室展示「木のシンギュラリティ」/ 旧平櫛田中邸(東京)
2017 二人展「理想の収納」/ 東京芸術大学(東京)
2018 KUMA EXHIBITION / スパイラルガーデン(東京)
2019 修了制作展示「死んだらラインおくるね」/ 東京芸術大学(東京)

日本画五人展 もなか

青木優憲・御守未來・木村洋佑・堀田紅音・芳野春惠
2019年5月26日(日)〜6月1日(土)
休廊日:5月27日(月)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ギャラリーより

ギャラリー美の舎では5月26日(日)より東京藝術大学日本画専攻5人青木優憲、御守未來、木村洋佑、堀田紅音、芳野春惠によるグループ展「もなか」を開催いたします。
たくさんの方のご高覧をお待ちしています。
 

▍作家より

「もなか」は今昔物語集に出てくる古語で、真ん中・最盛期という意味です。
新3年生となった東京藝大日本画科5人による大学生活4年間の折り返し地点の展示となります。
中間地点に立った今の私たちの作品をぜひご覧ください。

青木優憲
御守未來
木村洋佑
堀田紅音
芳野春惠

▍成瀬政博 写真展

2019年5月8日(火)〜5月19日(日)
休廊日 13(月)、14(火)
作家在廊日 11日(土)、12日(日)  
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ギャラリーより

Gallery美の舎では5月8日(水)より成瀬政博 写真展を開催いたします。「週刊新潮」表紙絵画家のもうひとつの世界をお楽しみください。
 

▍写真集『blur』あとがき「ぼんやりとした佇まい」より抜粋

七年ほど前に、足を痛めて歩けない数年があった。そのころ、娘が買って使わずに放っておいたタバコの箱大の小さなデジタルカメラをいじることで、鬱屈した気持ちを紛らわせていることがあった。(中略)
部屋の中のモノ、窓から見える景色、テレビに映っていた画像、
そのうち、目の前に広げている新聞紙の写真、読んでいた本の中にある口絵写真、等々、印刷された画像の一部分を接写することが常態化していた。ぼやけたぼんやりとした画像が、ここちよく感じられたのだ。こんなことを続けていると、そのうちテレビを見ていても、焦点の合っていない背景のモノやけしきを見つめていることが多くなってくる。
そうした世界のぼんやりとした佇まいに、境界もなく、名前もなく、意味もなく、始めも終わりもない存在のやすらぎ、とでも言っていいような、心地良さ、美しさを、私はあのころ、覚えていたようなのだ。

▍野尻恵梨華 初個展「おどろおどろ」

2019年4月30日(火)〜5月5日(日)
会期中無休
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ギャラリーより

この度、ギャラリー美の舎では 野尻恵梨華 個展「おどろおどろ」を開催いたします。
野尻は2018年ギャラリー美の舎 学生選抜展で奨励賞を受賞しました。
皆様のご高覧をお待ちしています。

▍作家より

作品の共通テーマは「うそ」です。私が着目しているのは人を欺くためや窮地での言い逃れなどの「うそ」です。自分にとって好都合な方向に舵を切るための言葉を使ったやりとりは滑稽な様子に見えます。それは何度でも繰り返され、社会にありふれた光景となりました。私の初の個展で、その光景の面白さを感じていただけたら幸いです。

▍佐々木高信 個展

2019年4月23日(火)〜4月28日(日)
会期中無休
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ギャラリーより

ギャラリー美の舎では、4月23日(火)より佐々木信高 個展を開催いたします。
近年、郷里 広島での活動が長かった佐々木の、東京では約28年ぶりの個展となります。
多くの皆様のご高覧をお待ちしております。

▍作家より

一時、遠ざかった時期もあるが、私はあらがね抽象的な表現を私なりに長い間追求してきた。極めて困難であったが、私にとって重要なのは、出自のない不定形の形を明確に画面上で捉えることであった。私の絵画は複雑な形象の織りなす初期の原初的なペインテイングから次第に簡略化され、シンプルなものに変化していった。それらのペインテイングは言わば絵画表現のミニマリズム、絶対主義的というべきものになって行ったのである。このように私は現在、この上なくシンプルで簡略な抽象画を制作している。それは、「絵画とはこういうものだ」という誰しもがもつ思い込みを払拭したいという思いからなのかもしれない。描きこまなくてはならない、彩らなくてはならない、といったこの世界に流布する絵画に対する思い込みを根底から破壊したいのである。そしてこのようであっても絵画は絵画たりうるということを証明したいのである。思い込みという色眼鏡でこの世界を見ることに何のメリットも存在しない。

▍小林麟太郎 個展

2019年4月2日(火)〜4月7日(日)
会期中無休
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ギャラリーより

この度、ギャラリー美の舎では小林麟太郎 個展を開催いたします。
小林は2018年ギャラリー美の舎 学生選抜展で優秀賞を受賞しました。
皆様のご高覧をお待ちしています。

▍作家より

“コミュニケーション”という言葉を大学生になってから頻繁に使うようになった気がする。今まで意識していなかった間の空間。この巨大な間でそれぞれの憶測、確信、秩序は、これまた巨大な時間軸の流れによって、かき回され、溶け込んでいく。やがて個性は失われ、一つに集まる。果たしてそうなのだろうか。今この”コミュニケーション”は実世界の個人間や空間にとどまらず、時間、それ以外のバーチャルな空間にまで染み込み、細分化され、一つ一つは無意識にすら行われていると思う。しかし、それは決してアイデンティティを失っているわけではなく、溶け込んでゆくことで、かえってこの存在を伺えるのではないだろうか。
意識、あるいは無意識の中で起こる一瞬の揺らぎが、イメージの中で小さな粒子一つ一つとなって存在し、動き、互いに意味付け合うことで存在する。僕はこの瞬間を持続させるために表現の可能性を探る。

▍市川茉友子 個展

2019年3月26日(火)〜3月31日(日)
会期中無休
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ギャラリーより

この度、ギャラリー美の舎では昨年開催した、学生選抜展において優秀賞を受賞した市川茉友子の個展を開催いたします。
市川は同2018年のシェル美術賞にも入選を果たし、注目を集めています。
皆様のご高覧をお待ちしております。

▍作家より

私は絵を描くとき、構成する形をモチーフから自分なりに引き出して線を引き、絵画的に構成し直します。
切実に形や色をモチーフからドローイング的に捉えつつも美しく見えるようにバランスを考えて足したり引いたりして完成させていきます。
モチーフは動物や植物などが多く、有機的なものの動きに興味があります。

▍金子 明 個展

2019年3月19日(火)〜3月24日(日)
会期中無休
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 
▍作家より
生きている人は、動いている。椅子に座っていても次の瞬間 顔を傾けたり、足を組み直したり。暫くすれば立ち上がってどこかへ行ってしまう。
私は人のいる風景を描いています。
モデルを物として捉え画布に固着させる人物画ではなく、時とともに移ろう人のいる風景画を。
その人は、なぜそこに座っているのか。そこで何をしていて、これから何をしようとしているのか。
画面に命を吹き込む。その為には、背景が大切になります。私は過去の体験や妄想などを繰り出して、主人
公のモデルが絵の中で動き出してくれる様にイメージを膨らませて背景を描き込みます。
その為に、なるべくモデルと会話をして雰囲気を感じとります。その人物がそこにいることに違和感を感じない様に。自然な様に。
絵の中の人が、絵を観ている人の頭の中で動き出す。
観ている人が、心の中で何となくニヤリとしてくれたら嬉しいです。

▍島村由希 個展

2019年3月12日(火)〜3月17日(日)
会期中無休
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ギャラリーより

この度、ギャラリー美の舎では開廊以来、三回目となる島村由希の個展を開催いたします。
言葉に色を乗せるように、気持ちを形に移すように、島村は何に左右されることもなく、
自身の抽象作品を求め、着実に歩み続けています。
今最も注目されるべき、若手の抽象作家の一人です。
皆様のご高覧をお待ちしております。

▍作家より

文星芸術大学油画専攻を卒業後、画家・絵画講師として活動しています。
制作の際に強く思うことは、今の私が素直に描けるものを、せいいっぱい楽しんで描きたいということ。
格好つけずに素直に表現するのはとても難しいことですが、それを目指し、自然体で生まれた作品が、近い感覚を持つ誰かの心に響く事を望んでいます。
昨年の美の舎の個展からちょうど一年、この一年の間に描いたものから「良し」と思えた物を厳選して発表します。
油絵を中心に、他の素材も織り交ぜながらの、ミクストメディアの平面作品です。

▍吳 逸萱 個展

2019年3月5日(火)〜3月10日(日)
会期中無休
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ギャラリーより

この度ギャラリー美の舎では呉逸萱の個展を開催いたします。
吳逸萱は2018年ギャラリー美の舎 学生選抜展で奨励賞を受賞しました。皆様のご高覧をお待ちしております。

▍作家より

無限に広がる鏡の中の世界は枠がなく、潜在的に無限の可能性が連想されている。
円は私にとって起点と終点を明確に指摘してできない、永続運動、循環、無限の意味を持っている。心理的な意味では円満の象徴があり、私の作品で伝えたい思想と合うと考え、制作をつづけている。
鏡の反射によって空間は無限に延び、光線と色彩は自在に変えられまるで小宇宙が広がっているように感じた。光は刻々と流転して変化し続ける「動的」なものである。自由と希望を象徴するものである。作品の中に融合させて、独自の表現を追求していきたいと考える。

▍淵之上明日香展
「roundabout」

2019年2月26日(火)〜3月3日(日)
会期中無休
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ギャラリーより

ギャラリー美の舎では、上記日程にて淵之上明日香展 roundaboutを開催いたします。
多くの皆様のご高覧をお待ちしております。 

▍作家より

わたしはわたしの世界の中央に立って、わたしを迂回する人たちを見つめている。
みんなどこか急いでいるが、楽しそうに見える。
作文用紙のマスに文字を落とし込むように、四角いファインダーの中にその空間を落とし込んだ。
楽しそうとは言ったものの、本当のところは誰にもわからない。
撮ったものを眺めていると様々な気持ちが体のどこかからやってくる。
それは決して遠くにあるわけでもなく、かといって側で佇んでいるわけでもないが、わたしの中に確実にあったように思う。
わたしはわたしの写真でわたしの気持ちを理解した。

▍久保晶 展「ドローイング」

2019年2月5日(火)〜10日(日)
会期中無休
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
初日17:00よりバイオリン演奏】
 

▍ギャラリーより

ギャラリー美の舎では、2月5日より東京芸術大学大学院美術研究科 油画技法材料研究室1年 久保晶の個展「ドローイング」を開催いたします。
久保は動植物や風景をモチーフに、様々な支持体に油彩、クレヨン、墨などの描画材料の特性を生かした制作を目指しています。
初日17時よりバイオリンの演奏も予定しております。多くの皆様のご高覧をお待ちしております。
 

▍作家より

Gallery美の舎にて人生初の個展を開催することとなり、大変嬉しく思います。大学に入ってからやや消極的になっていたわたしにとって、これは大きな挑戦です。
絵を描く上で重要なことは、自分の中のイメージをモチーフから引き出すことだと思います。モチーフは主に動植物や風景ですが、このイメージは固定的なものではなく、描いているうちに動的に変化する場合もあります。一方で、使用するキャンバスや描画材料の違いによって、にじみ出てくるテイストが変わってきます。このように、イメージやテイストがさまざまな展示になると思いますが、それでいて調和のとれた空間にしたいと願っています。

Gallery美の舎企画 1月の版画展

2019年1月15日(火)〜27日(日) 1月21日(月)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
▍レセプションパーティ 1月19日(土)17:00〜

出品作家:内田真理 大庭明子 小越朋子 齋藤千明 谷村明門 波能かなみ 原陽子 日向野桂子 宝珠光寿
 

▍ギャラリーより

この度、ギャラリー美の舎では、ギャラリー企画「一月の版画展」を開催いたします。
木版画、銅版画、ウォーターレスリトグラフなど、様々な手法の個性豊かな9人の作家が出展いたします。
多くの方のご来廊をお待ちしております。

▍WA展 -why,way,with,Association-

2018年12月15日(土)〜20日(木) 会期中無休
12:00~18:30初日は13:00より。最終日は17:00まで)
 

▍ギャラリーより

ギャラリー美の舎 2019年最後の展覧会は、京都造形芸術大学の通信で洋画を学ぶ学生の皆さんのグループ展です。
年代は20代から70代まで。それぞれの想いを持って制作した作品がギャラリーを飾ります。
たくさんの皆様のお越しをお待ちしています。

▍小林大悟 展 ハレとケのダンス 

2018年11月27日(火)〜12月9日(日)
12月3日(月)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
▍レセプションパーティ 
12月1日(土)17:00〜19:00
▍最終日12月9日(日)に作品鑑賞のイベントを実施いたします。
「作品から物語を紡ぐ鑑賞ワークショップ」
(タイトル仮)
●ファシリテーター:中島恵美子さん(アートコミュニケーター東京メンバー)
●実施時間(各回30分程度)
・13:00-13:30  ・14:00-14:30  ・15:00-15:30
各回少人数で実施予定です。参加費は不要です。
飛び込み歓迎のため予約は設けませんが、ご興味のある方はあらかじめご連絡いただけると幸いです。

▍ギャラリーより

コンセプトから作品を読み解く、いわゆる現代アートの作家とは今の小林大悟は少し距離があるように思う。彼の作品はユーモアがあり、リズムを感じる。動物達は可愛いけれど、どこか不穏な空気を感じさせる情景も時に見られる。
自由奔放な天性のカラリストで、優れたデザイン性も併せ持っている。
多くの皆様のご高覧をお待ちしております。
 

▍作家より

不特定多数の前に作品を飾るとき、作品は非日常(ハレ)を装います。そんな非日常を装った作品も、なにげない日常(ケ)を栄養とした創作意欲の元に”うまれてしまう”もの。そんな”当たり前”に気がついたとき、ハレとケがお互いを隠しあい表裏の関係を持つのではなく、たとえ不器用であってもダンスをするようにゆるやかにまじりあう関係で作品をつくっていきたいと思っています。
 

▍プロフィール

1990 東京都生まれ
2014 多摩美術大学絵画学科日本画専攻卒業
2017 アートコミュニケーター「とびらプロジェクト」三期修了
【個展】
2018「あくびなみだでやけどする」JCA Gallery(東京)
2017「部屋をかざる、人前もかざる」スターバックス池袋明治通り店(東京)
2016「せんのりきゅうの世界」Gallery fu(神奈川)
2016「地図を持たない旅人の標本」CHICHI Cafe(東京)
2015「Wonder Attic Room」日本茶喫茶・ギャラリー楽風(埼玉)
【主なグループ展】
2018「へぼ六」ブックギャラリーポポタム(東京)
2017 「ポコラート全国公募vol.7」3331 Arts Chiyoda(東京)
2015 「ポコラート全国公募vol.5」3331 Arts Chiyoda(東京)
2015 「須崎と絵金」すさきまちかどギャラリー(高知)
2014 「新世代の日本画六人展」アートスペース羅針盤(東京)
他、美術ワークショップなど多数実施

【小林大悟HP】https://kobayaashidaigo.jimdo.com
 

ギャラリー美の舎 企画展 Love Monochrome

出展作家:一条美由紀 × 大村雄一郎 × 平澤咲

2018年11月13日(火)〜25日(日) ※11月19日(月)は休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
▶レセプション11月17日(土)17:00〜

一条美由紀
大村雄一郎
平澤咲

▍ギャラリーより

この度、ギャラリー美の舎では企画展 Love Monochromeを開催いたします。常に色彩に溢れる日常にいる私にとって、昔から単色で描かれた作品は新鮮で潔く居心地のよい世界です。今回は木炭によるドローイングで独自のアイロニカルな世界を表現する一条美由紀、油彩で陰影の美しい花を描く大村雄一郎、水の流れを日本画の手法で現す平澤咲、三人の作家による豊かな表現の世界をぜひご覧ください。

▍作家プロフィール
一条 美由紀

福島県生まれ   1994~2001    Kunstakademie Düsseldorf(デュッセルドルフ美術アカデミー) 
 
主な個展 
2018 Interact with yourself-自己との会話-  学習院女子大学 文化交流ギャラリー 東京
2017 「変遷していく私」STORE FRONT (ストアフロント)東京
1999 ギャラリー M. Press ゾーリンゲン
   「Recent Drawings and Paintings」 島田画廊 東京
1998 「Miyuki Ichijo」 ギャラリーARTicle ケルン
   「Von Träumen und anderen Seltsamkeiten」ギャラリーBergerhoff フレッフェン
1997 ギャラリー Leßmann & Lenser ロードガウ
 
主なグループ展
2018 「105°」日独の作家による展覧会 ART TRACE GALLERY 東京(企画 一条美由紀)
    「どこかでお会いしましたね2018」 埼玉会館 埼玉
   3331 ART FAIR  アーツ千代田3331 東京
   3331 ART FAIR 連動展「布置を描く」ART TRACE GALLERY 東京
2017  「本当のことは言わない」 HAGISO 東京
   「DどこかにNなんかAある」masuii R.D.Rgallery 川口 
   「モザイク・テーブル展」 ART TRACE GALLERY 東京
2000 「食祭」ギャラリー ルデコ 東京 ( +松下誠子 コラボレーション)
   「JUNGE KUNST AUS JAPAN」在デュッセルドルフ日本総領事館 
1999 「Rebellion der Erinnerung」BBK ケルン
   ギャラリー ARTicle ケルン
   アートメッセ デュッセルドルフ
   *日本以外の展覧会の開催地は、ドイツ
 
パフォーマンス参加
2016   Security Blanket (松下誠子プロデュース パフォーマンス&インタビュー)
 
キュレーション
2018 石井トミイ「線 /手放す / 影」 展 
 
他、個展グループ展多数

大村雄一郎 

1964 神奈川県生まれ
1989 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
1991 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻 修了
 
2000 VOCA展2000 (上野の森美術館 東京)
2007 個展 (Gallery 坂巻 東京)
2008 個展 (Gallery 坂巻 東京)
2009 個展 (Gallery 坂巻 東京)
2011 二人展 鶴友那×大村雄一郎 (Gallery 坂巻 東京)
2013 Hong Kong CONTEMPORARY13 (香港)
2018 個展 (Gallery Lara Tokyo 東京) 
 
他、個展グループ展多数   

 平澤 咲

女子美術大学大学院 美術研究科博士前期課程(日本画研究領域)修了
 
2015 第38回 東京五美術大学 連合卒業・修了制作展
   「Kenzan2015」(伊藤忠青山アートスクエア)
2016   アートのチカラ(伊勢丹新宿店本館)
   「EXIST vol.7」(JINEN GALLERY)         
   「EXIST vol.13」(JINEN GALLERY)
   「Kenzan2016」(二子玉川アレーナホール・サロン)
   「11月のことば展」(art gallery on the wind )
2017   「二人展-小田中めぐみ・平澤咲-」(弘重ギャラリー)90
   「二人展-小田中めぐみ・平澤咲-」(表参道画廊)
   「11月のことば展」(art gallery on the wind)
2018   「個展-線のむこう水-」(JINEN GALLERY) 
 
他、美術を通したワークショップなどを開催。 
 

▍工房集 展 輝く者たち 
-どこから来て、どこへ行くの?-

2018年10月30日(火)〜11月10日(土)
会期中無休
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
▍トークイベント 11月3日(土・祝)13:00〜
 

出展作家

伊勢川秀穂 岩井美和子 大倉史子 高谷こずえ
田島絵里 田村美弥 林直登 水島理桂 横山涼
 

▍ギャラリーより

ギャラリー美の舎では昨年に続き、工房集展を開催いたします。
工房集は埼玉県川口市にある表現活動を福祉の軸にしている障がい者施設です。作品が大手アパレルメーカーや企業とのコラボレーションに使われたり、海外で高い評価を受けるメンバーも多くいます。
工房集のメンバーの皆さんの作品の発想の源はどんなところにあるのだろうと、いつも考えて見ていました。スタッフの方のお話を聞き、ずっと同じスタイルの作品が続くわけではなく、変わっていく人も多いことを知り、「輝くものたち どこから来て、どこへ行くの?」というタイトルをつけました。この時、この場所で出会えた作品達の輝きを、いつまでも忘れずに愛し続けたいと思います。
一部、作品の販売もございます。トークイベントはどなたでも参加可能です。
皆様のご高覧をお待ちしております。
 

▍工房集 コンセプトワークブックより

人間は生きる事自体に価値がある。『表現すること』は人間が生きる事そのものです。
表現すること、存在すること、そこには大きな価値がある。  それは現在は見えにくいけれども、私たちの未来をつくるとてつもなく大きな価値なのです。

▍中野琢磨 展

2018年10月23日(火)〜28日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ギャラリーより

ギャラリー美の舎では10月23日より中野琢磨の個展を開催いたします。
中野は美大には進まず、独自の空想の世界を描き続けている作家です。ブリューゲルやボスを思わせる中世風の建物や動物達は日本画用の極細の筆を使って驚くほど細密に描かれています。その人物もとても魅力的です。
皆様のご高覧をお待ちしております。
 

▍作家より

目を閉じて,呼吸を整え行ってみたい場所見てみたい景色を夢想して見る。浮かんでくるのは以前観た映画の一場面か旅行先の絶景だったが。それ等を絵に描き表現しょうと試みる。まず好きなモチーフを選び、1 強い主張 意思を持ったか如くの古い時代の建築物  2 博物館や図鑑で知った異型の生物  3 重厚なメカニズム  4 高い山々と深い谷 何処までもつづく遠景。そしてそれらに森羅万象何でも絵筆で描ききってしまう古典絵画ヘのオマージュとリスペクトを加える。ひとつの構成画面に詰め込み過ぎたかもしれないビジョン。いつの時代で場所は何処なのか。ある種の不安と同時に高揚感なども感じとってくれたら幸いです。

▍成瀬麻紀子 展

2018年10月2日(火)〜14日(日)
※10月9日(火)は休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 
▍ギャラリーより
ギャラリー美の舎では10月2日より成瀬麻紀子の個展を開催いたします。2007年の企画展 佐倉市美術館「さみしさと向き合って」は今も多くの人の心に刻まれる展示となりました。その後も個展がNHKの日曜美術館で取り上げられるなど注目を集めています。今回はクレパス画と水彩画の作品の展示となります。多くの方のご来廊をお待ちしております。
 

▍作家コメント
私にとって絵をかくよろこびは、なによりも色のたのしさです。色をぬるよろこび、色をみるよろこびです。
そしてこの色とかたちをつかって、自分の内面も表現できることの、うれしさです。この表現は、とても素直な表現です。
言葉ではうまくあらわせなくても、絵の中では、私は自由です。そしてちょっとおおげさだけれど、この自由は、宇宙につながっている気もします。
こんな私の絵が、みてくださった人の気持ちとふれあってくれたら、それはとてもうれしいことです。

▍埼玉県立近代美術館 学芸員 大浦周
「描くこと、あなたに向けて」
 私の小さな絵たち、お前たちだけに、ときおり私の苦しみ、私の悩み、私の軽蔑を打ち明ける。
(エミール・ノルデ 1944年10月3日付のメモより)

ドイツ表現主義を代表する画家エミール・ノルデ(1867-1956)は、第二次世界大戦中にナチスから「頽廃芸術家」の烙印を押され、制作活動を禁じられた。画材の購入すらも禁じる厳しい監視の下で、画家は誰にも見つからないようにひっそりと小さな寸法の水彩画を描き続けた。自らの内面と幻想の世界に沈潜し、和紙に滲む絵具で心象風景を描き続け、終戦までに1300点ものおびただしい数に達したこの水彩作品群。文頭に引いたメモのことばにあるように、これは画家自身の苦悩や煩悶の吐露であり、誰かに観られることを始めから拒否する、画家自身がそう名づけたとおり「描かれざる絵」だったのである。
成瀬麻紀子の絵を知った時、脳裏をよぎったのはこのノルデの水彩画だった。成瀬もまた、思うままにならない心の病を抱えた日々の中で絵筆をとり、自らの内面を記録のように画面に残すことから制作を始めたという。それゆえに、彼女の心の痛みや葛藤に目が向けられ、作品に見出すことのできる悲しみや危うさが語られてきたのではなかったか。しかし、今回の展覧会で展示されるいくつかの作品を目にして、こうした解釈が彼女の制作の一面を捉えているにすぎないことを感じた。
例えば《きもちが育つ時》と題された作品。水彩画と並行して十数年前から続けているクレヨン画で、灰色のクレヨンで塗られた層を削って、丸みを帯びた木の幹と枝のようなかたちが表されている。灰色の下の、カラフルに塗り分けられた層が、成瀬の手の動きによって顔をのぞかせる。クレヨン画を描くときは、全面に塗ったクレヨンが定着するまで数日の間放置しなければならないため、いざ削る際には下に塗った色がどのような配置だったか忘れていることが多いという。現れる色の鮮やかさや組み合わせの意外さに高揚する成瀬の気持ちが画面に刻まれているようで、削られていない灰色の下にどんな色が隠れているのか、観る側もつい想像を膨らませてしまう。制作時の成瀬の気持ちと、作品を観る者の意識とは、この時重なっているのかもしれない。
成瀬にとって自らの内面に向き合うことは、必ずしも他者の眼に対して閉じられていることを意味しない。内面に深く向き合い、それを素直にありのままに描き出すからこそ、絵筆やクレヨンを手にとり絵に留めようとした成瀬の心のありようが観る者に直に伝わり、深い共感を呼ぶのだろう。その意味で、成瀬の作品は、絵を観るあなたに向けて「描かれて」いる。今日もまた1枚、もう1枚と、彼女の心の機微を写した作品が生み出されているのだろう。それが絵を観る誰かの心に触れることを願いながら。

▍学生選抜展2018 一次審査通過作品展

2018年9月17日(月)〜24日(月・祝)
会期中無休
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
◆レセプション【アーティスト・トーク、講評、受賞作品発表】 9月24日 14:00〜

 
▍ギャラリーより
この度、ギャラリー美の舎では平面作品を対象とした学生選抜展を開催いたします。応募作品は40号までの平面作品。応募資格は学生又は25才までのプロを目指す方としました。優秀賞、準優勝者にはギャラリー美の舎で1週間の個展の権利を差し上げます。
9月17日より、一次審査通過作品の作品展をギャラリー美の舎にて行います。関東だけでなく、関西、北陸、山陰地方からも、油画、日本画、写真など、たくさんの素晴らしい作品が寄せられました。新しい才能の萌芽をぜひ、多くの皆様にご覧いただきたいと思います。

▍そのあわい
− ごとうなみドローイング展 − 

2018年9月1日(火)〜9日(日)
※9月3日(月)は休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
◆レセプション 9月8日(土)17:00〜
 
▍ギャラリーより
ギャラリー美の舎では9月1日からごとうなみの個展を開催いたします。
ごとうは長野在住の作家です。インスタレーション、コラージュ、油彩とその表現方法は多岐に渡りますが、今回は主にドローイングを中心とした展示となります。ドローイングは支持体に半透明なユポトレース紙を使い、主にグラファイト、木炭を用いて描かれます。ユポトレース紙を二層つづりにした作品は下層部に群青、萌黄色などで着彩を構築し、より複雑な陰影が見られます。 
作者の求める「グレーが示す可動性」「物質と反物質とそのあわいにおける絵画」の片鱗を作品の中に探してみたいと思います。

▍関夏夫 展

2018年7月31日(火)〜8月7日(日)
※会期中無休
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 
▍ギャラリーより
この度、ギャラリー美の舎では関夏夫の個展を開催いたします。
関夏夫の作品を見ると、急にお日様の光を浴びたくなったり、公園をはだしで駆け出したくなったりします。遊び疲れてバタンと眠りに付き、又お日様におはようと言うのです。囁いているような木洩れ日や、驚いた顔の切り株はずっと昔からの森の友達。今年は谷中まで会いに来てください。
皆様のお越しをお待ちしております。
 
▍作家コメント
日々の暮らしの中で見たことや感じたことを色や形にしました。海、山、空、花、鳥、子供、友、出会い、別れ。静かに目を閉じると、たくさんの思い出が表れてきます。一つ一つの作品に今の思いや願いをこめて制作しました。油彩、アクリル、立体作品など約50点を展示します。

萩原綾乃 個展 おどりは夜。

2018年7月17日(火)〜29日(日)
※7月23日(月)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
◆ 展覧会レセプション 7月22日(日)17:00〜
 
▍作家コメント
人間の喜怒哀楽を表すのに適した音楽的な動きであり、舞が専門的技能を有する少数で演じられるのに対し、素人が群れをなす場合が多く、場も特殊な舞台などは必要としないという特徴がある。民衆の中から生まれたものでありその起源を求めるのは難しいが、念仏踊りにあるという説が一般的であり、盆踊りがその典型である。(「踊り」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2018年1月8日 (月) 14:11 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org)
 
枕草子で夏は夜(が良い)と伝えたように、おどりは夜(がおもしろい)と誰かに話したいのです。
人が集うその場所は常におどって見えます。
いったいどこまで、そしていつまで続いていくのでしょうか。

東京藝術大学油画専攻有志展示 つむぐ
石井陽菜 マスコマユ 菅原萌

2018年7月10日(火)〜15日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
◆ クロージングパーティ 7月14日(土)18:30〜
 
▍開催にあたり
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻の学生による展示。2016年6月に「はせる展」を行なった同メンバー(菅原萌・マスコマユ・石井陽菜)で、7月10日〜15日に展示「つむぐ」を開催します。
3人それぞれがつむいできた作品を展示します。自分のやりたいこと、表現したいことを見つけて形にしてきた今までとこれからをご覧下さい。
そして新たな試みとして、クラウドファンディングを行いました。これは、東京藝術大学美術学部芸術学科の学生、柿崎さん、三上さんが運営する、若手アーティストを支援する団体「Hatcher ハッチャー」さんのご協力のもと、「kibidango」さんより、皆様にご支援を募り、展示を開催する運びとなりました。
たくさんの人々のご協力のもと創り上げられた展示で、私たちの今までとこれからをご覧頂けたらと思います。

石井陽菜
 
菅原萌
 
マスコマユ

▍豊田正秋 展 Continuity

2018年7月3日(火)〜8日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
◆ 展覧会レセプション 7月7日(土)18:00〜
 
▍作家コメント
花を観察し漆を使いレリーフ表現した作品の展示です。日本古来からある技法で飛鳥時代から天平時代にかけて流行した脱活乾漆法を基に制作した乾漆レリーフ作品です。粘土でレリーフ状に形成した後石膏雌型を作り、凹面に脱離剤を塗り乾燥させた後、糊漆や砥の粉を混ぜたもので和紙や麻布を張って厚味ができたところで水に浸し脱離します。
今回は「Continuity」をテーマに制作しました。小さな花弁に光が落とす影の美しさに惹かれ触れてみると美しい螺旋のようなフォルムは遠い記憶を呼びさましてくれるように思います。制作過程で子供の頃に受けた影響や記憶が作品の中に滑り込み、過去から現在へそして未来へ繋がっていくように思います。

▍企画展「物語の終わりと始まり」
古屋 一弘×山本 和香子

企画協力:松永康

2018年6月19日(火)〜7月1日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
◆6月23日(土)17:00よりレセプションパーティー
 
▍ギャラリーより
私にとっての「終わり」とは、死であり、別れであり、諦めることのすべてでした。でも、そこから始まるものも何かあるのではないか…。
「物語の終わりと始まり」という言葉から自由に題材を選んでもらい、世代・ジャンルの異なる二人の作家に作品の制作をお願いしました。二人の作品を通して、見る人の心の奥から新たな物語が立ち上がってくるような展示になることを願っています。

 

▍廣瀬絵美 ガラス 
線 - sen

2018年6月1日(金)〜10日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
◆オープニングレセプション 5月31日(木)18:00〜
 
▍ごあいさつ
この度、ギャラリー美の舎では富山在住のガラス造形作家 廣瀬絵美の個展を開催いたします。グラスや酒器などの販売の他、アートワークの展示もございます。皆様のご来廊をお待ちしております。

ギャラリー 美の舎 代表 大石 康子

 
▍作家コメント
生物や物体が細胞などの複数の集合体でできているように、あらゆるものはたくさんの集合体でできていると考える中で、人の心もまた、記憶や経験、社会の決まり、人との関わりなど、様々な現象の上で蓄積されてできていると考えます。赤いガラスの集積は、自身のそんな想いを反映して制作しています。
赤という色が持つイメージは、強く、時には攻撃的かもしれません。しかし、ガラスの線の細さや繊細さとの対極性、ひとつの色の中にある色の深みなど、赤い線だからこそ出来る表現があると思っています。
プロダクションはそんな過程からできたマテリアルを、日々の生活に取り入れられないかと思い制作したシリーズです。
ガラスだからこそできる表現や、ガラスには見えない面白さを感じていただければ幸いです。

▍徳永雅之 展
Painting and Drawing

2018年5月22日(火)〜27日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
◆Live & Party 5月26日(土)
16:00よりミニライブ [ 森田亮(g,vl,他)ソロパフォーマンス ]
16:45よりレセプションパーティー
 
▍作家コメント
今回の個展では、エアーブラシによる即興性を重視しながら光と空間を描くタブローと、8年ほど前から様々な手法で線描の可能性を試みているドローイングの作品を展示します。色の粒子の集積で描かれた、明快な形を持たないタブローと、線描によるドローイングは、私の中ではネガとポジ、あるいは雄型と雌型のような関係に近いのかもしれません。自由になるための制約と、制約から解き放たれる為の自由な表現についていつも考えています。

▍みんな奴隷に厳しい
東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻の
学生による小作品展

 
2018年5月15日(火)〜20日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 
▍出品作家
稲垣 慎・Mustafa Aykurt・小見 拓・今井 亮介
楊 運臻・島田 佳樹・吉野 俊太郎・出倉 誠一
 
▍作家コメント
普段は使用素材も思想も異なる8名が「30cmに収まる、小さい作品」というルールに則って、木、石、金属、粘土など多様な素材で制作された新作をそれぞれ発表いたします。
 
タイトルに通称以上の意味は特にありません。が、「奴隷」の課される労働という側面においては、物質的彫刻の生成と共にある身体の営為について関連があるとも考えられますし、我々はそこにも関心を持っています。ある意味、みんな物質的彫刻に厳しい、とも言い換えられるのではないかと…。

▍波能かなみ 展
まざると、ゆらぐ。ふれるとうつろう。

2018年5月1日(火)〜13日(日)
※5月7日(月)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
◆ 展覧会レセプション 5月5日(土)18:00〜
 
▍作家コメント
人は掴みどころがなく、自己中心で魅力的。
女性像をメインに、様々な場面で感じた違和感や感触、記憶に残るもの、表情や感情を入り混ぜて一つにすることで生まれる新しいキャラクターを木版画(モノタイプ)やリトグラフ、ドローイングで制作しています。今回は従来の版画作品の他に、体の動きを通して行われる描画技法(ドローイング)を新たに加え、陰影のような焦点の定まらない画面を表現しました。ある日の記憶や感情が、日々変わりゆく環境と過ぎていく時間の中でまざって、新しく生まれた作品たちです。
是非ご覧ください。

古屋真帆 展

2018年4月3日(火)〜15日(日)
※4月9日(月)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
  

▍開催にあたり
この度、ギャラリー美の舎では古屋真帆 展 を開催いたします。
古屋は日本の伝統的な焼き物の技法を京都で学び、ここ(現実)ではない、向こう側の世界に住むもの達を陶で制作し ています。「あるのかもしれない」「あったであろう」ではなく、古屋にとってのそれは、常に彼女の側にあり、自由 に行き来できる場所のようです。
どこか懐かしく、優しく、儚い夢を見させてくれるその世界への扉は、もしかすると誰にでも開かれているのかもしれ ません。
皆様のご高覧をお待ちしております。
ギャラリー 美の舎 代表 大石 康子
 
▍作家コメント
物語の大切な場面ごとに、その背景を背中につけた人物を陶で制作しています。
また、日常ではないむこう側にいる、人物や動物、植物なども陶で制作しています。
物語は私の中で、自然な、あたりまえのこととして現れます。
その物語が密かに溶けこんでくる時の淡い色、聴こえない音といった微かな気配を感じてほしいと思います。誰にも知 られないように、庭のすみに咲いている花のようなそれらの気配にそっと耳を澄まして、形や重さを確かめながら一つ一つ形にしました。

▍淵之上明日香 展「ハートビート」

2018年3月27日(火)〜4月1日(日)
※3月5日(月)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
  

▍作家コメント
本人は気に止めないが常に鳴り響いている鼓動のように、人が意識しなくても常日頃存在している「感情」。
この世界で味わう様々な後悔や悲しみ、葛藤も、表現し自分の外部に放出することで成長の糧となる、という仮説をもとに「感情の整理・客観視」をテーマとした作品(写真、コラージュ等)を15点ほど展示します。

▍島村由希 個展

2018年3月20日(火)〜25日(日)
※3月5日(月)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
◆ 展覧会レセプション 3月21日(水)18:00〜20:00
 
▍開催にあたり
美大卒業以来、絵画教室の講師をしながら制作を続けている島村由希の個展です。
厚く塗られた油絵具を引き裂くように交差する何本もの線。
緊張感がありながら、決して冷たくはならず、優しさ、温かさを見る者に与えるのが島村の作品です。
七か月前の個展から、彼女が描く世界がどのように変化しているのか。
多くの方に作品をご覧いただきたいと思います。

ギャラリー 美の舎 代表 大石 康子
 
▍作家コメント
今の私が描くすべてのものは、幼少期に感じていた「楽しくて大好き」の延長でありたい。
力まず威張らず、謙虚にナチュラルな形としてキャンバスの上に具象化していきたい。
技巧だけに囚われず、それ以上の気持ちをもって制作に取り組みたい。
これらは自分自身のためでもありますが、今ではこの作品が、私だけでなく誰かの気持ちに寄り添えるものになれることを願っています。

▍寺村サチコ 個展「森は生めく」

2018年2月27日(火)〜3月11日(日)
※3月5日(月)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
◆ 展覧会レセプション 3月3日(土)17:00〜
 
▍開催にあたり
この度、ギャラリー美の舎ではテキスタイルアーティスト 寺村サチコの個展「森は生めく」を開催いたします。
寺村は多摩美術大学テキスタイルデザイン研究領域修了。2012年より群馬県を拠点に精力的に制作を続けている作家です。
その作品は、美しいだけでなく、毒を持つことによって増幅されていく女性の生命力を感じます。
生命の集合体である森で、自らを守る強さ、他者の目を欺く狡猾さを艶やかに身にまとい、静かに佇む色鮮やかな花たちは、私達の目を捕らえて放さない事でしょう。
今回は、インスタレーションと共に、同様の技法で製作されたアクセサリの展示販売も行います。
多くの皆様のご高覧をお待ちしております。

ギャラリー 美の舎 代表 大石 康子
 
▍作者コメント

女性や生命の持つ美しさとその裏側に存在する激しさや毒感に興味を持ち、絞り染めと型染めの技法で立体作品を制作しています。
一枚の平らな布から生まれた生命たちが生きる森をご覧いいただければ幸いです。

strange
 山田康平・市川茉友子 二人展

2018年2月20日(火)〜25日(日)
12:00~18:30
初日は13:00より。最終日は17:00まで
 
▍開催にあたり
武蔵野美術大学油絵科1年・山田康平と多摩美術大学絵画学科油画専攻1年・市川茉友子の二人展。
お互いに、どこか自分を奇妙だと感じているのかもしれません。
力強い線に隠れた等身大のユーモア、豊かな色彩の中のクールな眼差し。
どこまで伸びてゆくのだろうと、これからが楽しみな二人の作品展です。
ぜひ、ご覧ください。

 
 

Gallery美の舎 第一回公募展 さえずり展」

2018年2月6日(火)〜18日(日)
(13日(火)は休廊)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
◆ オープニングパーティ 2月6日(火)18:00〜
 豊田正秋さんによるミニライブも行います。
 
▍出品作家
石塚珠生 大須賀冬彦 岡林こういち 岡本卓也 加藤みきこ 川合香鈴 竹林亨 田口かおり 角田典子 豊田正秋 中島萌 新谷勇空 新谷羚 藤田まりこ 淵之上明日香 古屋一弘 古屋真帆 文鳥院まめぞう 宝珠光寿 前野務 もしもし ゆか 森綾子 やま ゆりの 横山幸奈 大倉史子 白田直紀   以上 26名
 
▍開催にあたり
絵画、イラスト、写真、立体造形、グッズなど、鳥をテーマにした作品を募集しています。
ギャラリーの空間を、鳥のさえずりでいっぱいにしてください。
プロ・アマ問わず、多くの方のご出展をお待ちしております。

いらはらみつみ 漆展 − ムスビ −

2018年1月16日(火)〜28日(日)
(22日(月)は休廊)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
◆ 展覧会レセプション 1月19日(金)18:00〜19:30
 
▍開催にあたり
いらはらは漆芸という日本の伝統的な技術を駆使しながら、その枠を大きく飛び越えた作品を生み出している作家です。今回の展示でも、漆という素材、技法でしか生み出せない、新たな表現の可能性を私たちに見せてくれるものと思います。多くの皆様のご高覧をお待ちしております。

代表  大石 康子
 

▍作者コメント
しめ縄、縄模様、神の使いである蛇や龍…。
古くから日本人は、大切な儀式の場で紐や縄を多用してきた。
繊維を撚る作業をへて、道具や役割をつくってきた。
撚ることによってチカラが蓄えられ、そこに「ムスビ」が生まれる。
「ムスビ」は魂や身体をはぐくみ、霊を浄化する。
「ムスビ」は日本の風土から生まれた祈りとも言える。
大地のエネルギーを吸い上げた「漆(イノチ)」を「ムスビ」に注いだとき、神は、確かな手応えをもって、祈りを受け取るだろう。
 

Gallery美の舎 セレクション展 moment vol.1

2017年12月5日(火)〜17日(日)
(11日(月)は休廊)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
◆ 展覧会レセプション 12月5日(土)18:00〜
 
▍開催にあたり
この度、ギャラリー美の舎(binosha)のセレクション展 moment vol.1 を開催いたします。
 美の舎は20177月に台東区谷中にオープンいたしました。今回は開廊以来、初めてのセレクション展となります。
 油彩、アクリル、版画、立体(彫刻、テキスタイル、ニットによる造形)など、ジャンルの異なる作家13人が出展いたします。
 それぞれが個性を放ちながらも、どこか共鳴し合うような見ごたえのある空間を作って行きたいと思います。
 多くの方のご来廊をお待ちしております。

▍ごとうなみ 展

2017年11月7日(火)〜19日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
◆ 展覧会レセプション 11月18日(土)17:00〜
◆ 作家在廊日 11月18日(土)・19日(日)
 
▍開催にあたり
ごとうなみは1994年より活動の中心を長野に置いている作家です。
表現形態や作風を比較的短いスパンで変化させながら、美しい色彩の中で、自身が本来持つ自由さ、柔らかさを失うことなく成長し続けています。
今回はごとうにとって6年ぶりの関東での個展となり、インスタレーション、コラージュ、ドローイング、油彩など、近年の彼女の作品を多角的に眺める機会となると同時に、その世界観を自由に展開させてゆく空間になる事と思います。
多くの皆様のご高覧をお待ちしております。

ギャラリー 美の舎 代表 大石 康子

▍斉藤和子 展

2017年10月24日(火)〜29日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
◆ 初日17:00よりオープニングパーティー
◆ 会期中、全日14:00より作家在廊予定
 
▍作者コメント
「作品をつくること」
 石を彫る。削る。磨く。この塊を消失させていく行為の中から、いつも作品は表出してくる。最初のノミを入れる時、塊は何かとらえどころが無い液体のようだ。もちろん塊としての抵抗感はあるのだが、塊はいつも中心で静かに蠢いている。コツコツと石を彫る、そして少しずつ消失していく塊から蠢きを感じた時、それは作品となっていく。
 大理石を主な素材として、私は制作をしています。作品は具体的なものを主題として作っている訳ではないのですが、日常の目にするモノたち(庭の隅に伸びた1本のつるのカーブ、ゴロンと掘り出された土の塊、重なる木々からこぼれ落ちる光と影)、そんなささいなモノが心に引っかかり作品のエッセンスになっています。
 
「蓬莱山(DM作品)」
蓬莱山とは不老不死の仙人が住む想像上の神山です。古くから、人々のあこがれを表わすモチーフとなっています。私はこの山を険しい山でなく、すべてのものを受け入れ、解け合い、やわらかな風景となった山と考え、石にその姿を表してみました。

▍工房集展 JUMPING!

2017年10月1日(日)〜15日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
◆トークイベント 10月7日(土) 13:00〜14:00 参加費無料
 
▍美の舎より
工房集は、埼玉県川口市にある表現活動を福祉の軸にしている障がい者施設です。施設に通う人たちが作り出す作品は、ビームズなどと商品コラボレーションしたり、NYで高値がついたりするなど、国内外で高い評価を得ています。今回は工房集さんのご協力のもと、絵画、織物、ステンドグラス、アクセサリーなど多彩な作品を展示・販売いたします。言葉にはできなくても、体が自由に動かなくても、だからこそ生まれて来たものの力強さ、不思議さ、かわいらしさ。訪れてくれた方、一人一人が彼らの作品から何かを感じてもらえたらと思います。

▍大須賀冬彦 展

2017年9月23日(土)〜30日(土)
12:00~18:30
初日は13時より 最終日は17時まで
 
▌ご挨拶
私にとって絵画の面白さは様々な物質が平面上で手仕事を経て、物質のままで何か別の質や空間に変換されてしまうことです。長年使ってきた油絵具は特に物質感が強い気がしていました。ところがその中にありながらクリムソンレーキなどの染料系の色は何となく物質であることを拒否するような不思議な頼りなさで、はじめて油絵を描いた時からちょっと扱いかねる難しい絵具でした。その頼りなさがむしろ面白く感じ始めたのはいつからだったか…。
 
古典的なグレージングを繰り返して、ほぼ単色、または、相反する2色を使って描いた作品です。染料系の顔料を塗り重ねるのは、職人仕事のようです。
絵画のようでもあり、工芸のようでもあります。個人的な修行のようであり、実験でもあります。出来上がりは、抽象のようでもあり具象のようでもありますが、
でも、そのどれにも偏らないように用心しながら、塗り重ねています。
大須賀冬彦

▍岡本卓也 絵画展

2017年9月10日(日)〜17日(日)
12:00~18:30
初日は13時より 最終日は17時まで
 

▍島村 由希 個展

2017年8月1日(火)〜6日(日)
12:00~18:30
初日は13時より 最終日は17時まで
 
▍ご挨拶
美大卒業以来、絵画教室の講師をしながら制作を続けて来た島村由希のほぼ1年半ぶりの個展となります。
薄い殻の奥に、今にも動き出しそうな光輝く何かが蠢いている そんな印象を与える島村の抽象作品を多くの方にご覧いただきたいと思います。

▍内田真理 個展

2017年7月22日(土)〜30日(日)
初日は13時より 最終日は17時まで
 
▍ご挨拶
 20177月 台東区谷中に、現代アートを扱うギャラリー美の舎がオープンします。そのオープニング企画として、722日より版画家 内田真理の個展を開催いたします。
色鮮やかなウォーターレスリトグラフ、橋や月など日本の古典的なモチーフを背景に心を自由に泳がせているような内田の作品は、古き良き物、新しいときめきに満ちたものが自然と混ざり合う、この谷中という街に最もふさわしいのではないかと思います。多くの方のご来場をお待ちしております。

▍こころのけしき - 四人の作家による - 

美の舎 プレオープン企画
会場:ギャラリー健(中浦和)
2017年5月16日(火)〜21日(日)
 
▌ご挨拶
美の舎(binosha)は20177月に台東区谷中で現代アートを扱うギャラリーとして開廊する運びとなりました。
今回の展覧会はそのプレオープンとして、オーナーである大石の地元・埼玉にゆかりのある実力派の作家によるグループ展です。
具象・抽象・油彩・版画・漆喰などのミクストメディアと、その対象や表現方法はさまざまですが、彼らの作品からはそれぞれの「こころのけしき」を感じます。揺るぎのない思いで制作を続けて来た四人の作品をご覧ください。
今回の展覧会開催に辺り、多くの皆様のご協力をいただいた事に厚くお礼申し上げます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。